えっ、ゴルフショップでクルマが借りられる?足のないゴルファーに有賀園ゴルフが助け舟

ゴルフとクルマは切っても切り離せない。しかし、最近は若い世代を中心にクルマ離れが盛んにいわれており、特に日常生活でクルマを使う機会の少ない都内近郊では、若い世代に限らずクルマを手放す人も多いと聞く。そうなると、ゴルフをしたくても足がないという問題が起こる。ゴルフ人口の減少とクルマ離れは決して無関係ではないように思える。

そんな状況に一石を投じる試みを大手ゴルフショップチェーンの有賀園ゴルフが開始した。なんと、有賀園のショップでレンタカーが借りられるのだ。このサービスはレンタカー事業を展開するエネクスオートとのフランチャイズ契約により実現したもの。店舗の駐車場を利用し、大田池上店、西東京店(ともに東京都)、新横浜店、東名川崎店(ともに神奈川県)の4店舗に各5台、計20台を配置。料金は1日5000~7000円程度と、通常のレンタカー並みだ。

このサービスを始めたきっかけについて、有賀園ゴルフ営業部の島田大輔氏はこう話す。

「当社は新宿の小田急ハルク内でゴルフスクールを運営しているのですが、レッスンに通う生徒さんが、いざコースに出ようとなっても足がなくて行けない、という事態が頻発していました。やはり都内近郊に在住の方が多いためか、年齢に関係なくクルマの所有率が低いからでしょう。そのため、レッスンプロがクルマを出してお連れしたり、生徒さん同士でレンタカーを借りて乗り合わせて行ったりという状況だったのです。それなら当社のショップで借りられるようにしてはどうかという発想で始まったサービスです」

ゴルファーの利便性を第一に考え出されたサービスのようだが、店側としても売り上げアップの施策として期待している部分もあるようだ。

「ゴルフに行って帰ってくる先がゴルフショップなわけですから、その日のラウンドでなくしたボールなどの消耗品需要が期待できるのはもちろんです。加えて、ドライバーの調子が悪かったから新製品を試打してみようか、といったニーズも生まれやすいのではないでしょうか。さらに、ゴルファーでない方も利用できますので、今までゴルフに縁のなかった方に興味を持っていただくきっかけになれば」(同前)

反響によっては、実施店舗の拡大や店舗当たりの台数増も検討していくという。決して無関係ではないと思われるクルマ離れとゴルフ離れ。両者を同時に解決する一石二鳥の策となるか、注目だ。

(本誌・金子信隆)

文・編集部 ※2018年5月15日号「芝目八目」より

週刊パーゴルフ2018年5月15日号(2018年4月24日発売)の芝目八目では、そのほかに以下のようなラインアップでゴルフ界の気になる最新情報をお届け中です。
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