今週、男子ツアーが国内開幕だが昨年の賞金ランク1、2位が不在のワケ

宮里は後輩の松山英樹と練習ラウンドを行っていた(写真・Getty Images)
宮里は後輩の松山英樹と練習ラウンドを行っていた(写真・Getty Images) 【拡大】
海外メジャー初戦のマスターズが終わり、今週の東建ホームメイトカップ(4月12~15日、三重県/東建多度CC・名古屋)で、いよいよ日本男子ツアーが国内開幕を迎える。選手会長の石川遼を中心に人気回復を目指す男子ツアーだが、有力選手が欠場するようだ。

マスターズに出場した昨年の賞金王・宮里優作、賞金ランク2位の小平智はエントリーを見送った。今季から欧州ツアーのメンバーに登録している宮里は、米国からスペインに渡り、欧州ツアーのスペインオープン、ハッサンⅡ世トロフィー(モロッコ)と連戦。ディフェンディングチャンピオンとして中日クラウンズから出場する予定だ。

小平は、ワールドランキング50位以内の資格で米ツアーのRBCヘリテージに出場予定で、国内初戦はパナソニックオープンとなる見通し。

他にも、欧州ツアーのシード選手の谷原秀人と、欧州ツアーのシードを目指す片岡大育もスペインで戦う予定で、国内開幕戦は出場しない。

今季すでに欧米亜ツアーで8試合に出場している宮里は、海外挑戦についてこう話す。

「(欧米は)やっぱりいいゴルフをやらないと上位にいけない。そういう環境になると考えさせられることがあります。日本ツアーもレベルは高くなってきていますが、(欧米は)すごいのがいっぱいいるし、コースも難しい。今はその中でうまくなりたい、もっとできるんじゃないかって意欲が出てきています」

より難度の高いゴルフ場でレベルの高い選手を相手にすると、技術の研鑽を求めるようになるのがプロゴルファーなのだ。

宮里だけでなく小平も片岡も同様だろう。池田勇太も含めて、今後は海外の試合に出られるチャンスがあれば積極的に参戦する、という意志表示をしている選手が増えてきた。

有力選手が日本ツアーで見られないのは寂しいことだが、レベルの高いツアーでもまれて海外で活躍する、あるいは、よりレベルアップして日本ツアーに戻ってくる姿を見ることを楽しみにしたい。海外で活躍する日本人選手が増えたり、有力選手が不在の間に新たなスターが誕生するのも、男子ツアーの人気回復への道となるだろう。

(本誌・小高拓)

文・編集部 ※2018年4月24日号「芝目八目」より

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