モンスターが立ちふさがる全英への道 ミズノオープンで8000ヤードは実現するか?

16番は705ヤードのパー5。ティグラウンドを前に移すことはなさそうだ
16番は705ヤードのパー5。ティグラウンドを前に移すことはなさそうだ 【拡大】
茨城県のザ・ロイヤルゴルフクラブに会場を移す、日本男子ツアーの「~全英への道~ミズノオープン at ザ・ロイヤルゴルフクラブ」(5月24~27日)の事前記者会見が行われた。

今大会の目玉は、8007ヤードに設定されたコースの長さ。これまでのツアー最長は1973年に開催された日本プロ東西対抗(旭国際東條CC)の7777ヤード。ちなみに、昨年の全米オープンは4大メジャー最長の7741ヤードだったが、それをしのぐ。

ザ・ロイヤルGCは、2015年からコース改造を行い、17年にグランドオープン。開場時の28年前からコースは8000ヤードを超えていたため、長さは継承して、“世界に通じる選手育成”をコンセプトの一つにした。

改造に携わったのは、日本ツアー通算16勝で、全英オープン10位タイなど経験豊富な鈴木規夫。

「選手に『もう少し練習しておけばよかったな』と思わせたい。世界に出ても気後れしないコースを造りました」(鈴木)

距離が長いだけでなく、フェアウェイはうねりがあり、大きなバンカーが73個点在。池も9カ所あり、攻めと守りの切り替えが大事なコースを造り上げた。日本にいながら“世界”を体験できる。

22年連続シードを保持する手嶋多一は「こんなチャレンジングなコースは初めてで楽しみ。風が強いときもあるみたいなので、どれだけ難しくなるか分からない。全英は天候が荒れると、想像がつかない難しさになる。そういう経験ができそう」と、コースのコンセプトに納得する。

今大会は例年どおり上位4人(有資格者を除く)に全英オープンの出場権が付与される。この大会を制すれば、大会への出場権だけでなく、本番での“活躍”の期待値も高まりそうだ。

ちなみに昨年同コースでチャレンジツアーを開催したときには、最長8024ヤードの設定だったが、実測では7887ヤードにとどまり、8000ヤードは誕生しなかった。

「風向きなどによってティグラウンドの位置は前後します。4日間のうちに1回は8007ヤードを使う予定です」(藤崎茂夫JGTO大会ディレクター)

選手も初めてだが、運営側も初めての経験で、まさにモンスターコース。8007ヤードのコースを選手はどう攻略するか。

(本誌・小高拓)

文・編集部 ※2018年4月17日号「芝目八目」より

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