PGAの倉本体制が継続 次の2年間で何をするか?

三選を果たした倉本会長
三選を果たした倉本会長 【拡大】
日本プロゴルフ協会(PGA)は3月22日、都内で定時社員総会を行い、理事、会長を選出。倉本昌弘と新関義美が立候補した会長選挙は、代議員84人が投票し、52対30(白票2)で倉本が再選された。

副会長には井上建夫、植田浩史、渋谷稔也が再選され、新たに槇岡充浩が就任した。

理事の不祥事(反社会的勢力との交際)で前体制(森静雄会長)の理事、代議員が総辞職したのを受けて2014年2月に第11代PGA会長となった倉本は「6年はやりたい」と宣言。積極的に改革を実行してきたが、それが会員たちから再任という形で支持されたことになる。

「4年間やらせていただいて、ちょうど今、いろんな形で花が咲き始めたところ。あと2年できれば、と思っていたので選挙で勝ててよかった」と口にした倉本。現在、全国6カ所の練習場で開講しているPGAデビュープログラムを8カ所に増やし、さらに30カ所にまで増やすことを目標にしている。PGAゴルフアカデミーについても東西1カ所ずつのゴルフ場のみの現状を、練習場にも広げることで拡大する計画だ。

会長就任当初から口にしていた「(会員の)職場、職域を増やしていきたい」ということについては「増やしているが会員が(手を挙げて)こない」と、末端との意識の差には困惑した表情ものぞかせる。

また、冠スポンサーのいなくなった日本プロについても言及。「僕が会長になったことで、あと3年は大丈夫です」と宣言した。ただ、これは裏を返せば、倉本会長だからこそ応援してもらえるということでもある。東京五輪が行われる20年3月までの任期とあって「下働きはするけどオリンピックのときは誰かに引き継ぐつもりです」と、言い切ったが、スポンサーの件も含めて、後継者育成も含めたPGAそのもののブランディングも今後の課題になりそうだ。

会員にはゴルフスタジアム問題被害者も少なくないため、総会では自己破産した者もPGAに残れるように定款も変更されている。倉本会長の3期目に注目していきたい。

(ゴルフライター・小川淳子)

文・編集部 ※2018年4月10日号「芝目八目」より

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