開幕3戦中2戦で予選落ち 元専属コーチのチョ・ボムス氏はイ・ボミをどう見たか

心なしか笑顔が少ない?イ・ボミ
心なしか笑顔が少ない?イ・ボミ 【拡大】
2015、16年の賞金女王、イ・ボミに異変が起きている。

開幕戦のダイキンオーキッドレディスでは予選落ち。2戦目のヨコハマタイヤPRGRレディスカップでは41位タイ、3戦目のTポイントレディスでも予選落ちと、まったくいいところがない。

昨シーズンは1勝こそ挙げたが、スイングの調子が完全には戻らず、不振を引きずったままのようだ。昨年途中までボミの専属コーチを務めていたチョ・ボムス氏は、この状況をどう見ているのか。

「開幕戦で久しぶりに会い、声を掛けましたが『一生懸命に頑張ります』といっていましたよ。ゴルフはいいときもあれば、悪いときもあるものです」

開口一番、チョ氏は愛弟子のことを気遣ったが、高校生のときから指導してきただけに、とにかく今シーズン予選落ちが続いていることをとても心配していた。

「去年、私が(ボミを)見ているときは、スイングがおかしいと感じても、あれこれ修正させることはありませんでした。まず一つの部分だけ直すことを強調しました。それが私の一貫性のある修正方法です」

具体的にはどういうことなのか。

「例えばショットを10回打って、7回は正確に飛んだとしましょう。残り3回が右、左に飛んでしまったとき、その原因がどこにあるのか、一つのポイントだけ修正するように伝えます。もちろん、他に悪いところがあったとしても、それをすべて直すようなことはしません。選手が気にする部分が多くなると、余計に分からなくなるからです」

現在のボミは、スイングを修正するために、余計な考えで頭がいっぱいになってしまっているのだろう。

さらにボミは「周囲への期待に応えることができないことに対して、とても申し訳なく思う」といっていて、そうした責任を感じてしまっている部分もメンタルに影響しているのかもしれない。

そのうえでチョ氏は「スイングは複雑に考えるものではなく、もっとシンプルに考えないといけない」と力説する。

「アドレスから始動、バックスイング、トップの位置、ダウンスイングの角度、インパクトゾーン、フィニッシュまで、悪いところがあると考え始めたらキリがありません。もっと簡単に考えることです。まだシーズンは始まったばかりなので、徐々に結果を出して、自信がつけばよくなると信じています」

エールにも聞こえるチョ氏のアドバイスは、ボミに届くのだろうか。

(本誌・金明昱)

文・編集部 ※2018年4月10日号「芝目八目」より

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