競技アマばかりのジュニアゴルフを変革できる!?5月に日本上陸する「ジュニアリーグ」って何だ?

「ジュニアリーグ」の普及に自信をのぞかせる倉本PGA会長 写真・清流舎
「ジュニアリーグ」の普及に自信をのぞかせる倉本PGA会長 写真・清流舎 【拡大】
2月26日に行われた日本プロゴルフ協会(PGA)の定例記者会見で、倉本昌弘会長からジュニア育成のビッグな構想が明かされた。すでに米国ではすっかり定着しているゴルフの「ジュニアリーグ」を日本でも行うことが決定。日本プロゴルフ選手権の3日目に正式発表されるほか、プレイベントも計画されている。

米国在住のゴルフジャーナリスト・武川玲子氏によると、このジュニアリーグ、子供たちがゴルフにかかわるキッカケとしてはうってつけだ。

「1チーム8~12人で構成され、男女、年齢は関係なく同じティから、スクランブル方式でプレーします。二人がそれぞれティショットを打ち、2打目からは、いいほうのボールを選択し、同じ場所からそれぞれ打っていく方式です。ペアに性別の制限はなし。試合形式は3ホールのフラッグ式です。3ホールでペアが交替します。最終戦はワールドシリーズと呼ばれ、ジョージア州のTPCシュガーローフで開催されています。登録できるのは13歳以下の男女で、ハンディキャップなどの制限は一切なく、むしろ初心者は歓迎されます。キャプテンは米PGA、米LPGAのプロや、両親などボランティアが務める場合もあります」(武川氏)

選手のユニフォームにはゼッケンがついており、団体戦の色合いが強い。

「マッチの中で大差はついても、勝者には1フラッグが与えられるのみ。対戦相手との実力差が大きい場合でも、試合自体に大差がつきにくい方式となっています」(PGA担当者)

純粋にゴルフを楽しみながら入っていける形が出来上がっているわけだ。それだけに、倉本会長の口調も熱い。

「(本格的な)競技は他の団体に任せるとして、これはファンゴルフ(楽しむゴルフ)をやる子供が対象。13歳以下の、ゴルフをやっていない子供たちを巻き込むことができるんで、すごくいい。個人戦がまったくない。スコアも取らない。二人がチームになって、3ホールで戦うスタイル。米国では2011年に170人、16チームから始まって、17年に4万2000人、3400チームにまで育っています」

と、ジュニア層の拡大に自信をのぞかせた。

とかく親のスコア偏重主義に批判の声が集まっていたジュニアゴルフの世界。ジュニアリーグが、その風潮を吹き飛ばす救世主となるか。

(日本ゴルフジャーナリスト協会副会長・小川朗)

文・編集部 ※2018年3月20日号「芝目八目」より

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