クラブ契約フリーの女子プロたち 開幕戦の勝負ドライバーは何だった?

クラブ契約フリーのシード選手と開幕戦での使用ドライバー一覧表
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メーカーにとらわれず、自分の好きなクラブを使いたいという理由で増えつつあるフリー契約のツアープロ。先週開催されたダイキンオーキッドレディス(3月1~4日、沖縄県・琉球GC)で独自に調査したところ、シード選手50人の約4分の1に当たる12人を数えた。2~3年前なら考えられない数字だろう。

その彼女たちが最終的にどのようなドライバーを選んだのか気になるところだが、やはりテーラーメイドの〈M3〉や〈M4〉、キャロウェイの〈ローグ〉など、話題の最新モデルに人気が集中することを予想していた。しかし、結論からいうと、意外にも同じモデルでかぶったのは葭葉ルミとささきしょうこのクレイジー〈FX BM435〉のみ。それ以外は別表のようにみんな違ったモデルを使用していた。実に8社11モデルに分かれたが、周囲の評価に惑わされることなく、自分が気に入ったクラブを見つけるまで厳選した結果だといえる。実際、使用するドライバーの決め手となった理由を聞いてみると、顔が好き、打感がいい、飛距離が出る、自分のスイングに合っている、という意見が大半だ。

しかし、好きなクラブを使える自由があるぶん、1本に絞ることが難しいのか、穴井詩のように大会初日のスタート前に決めたケースもあった。また、シード選手ではないが、昨年のファイナルQTで34位となった三浦桃香は、

「暖かいときはキャロウェイ〈GBBエピックサブゼロ〉を、寒いときはピン〈G400〉を使う予定です」

と、メーカーが異なる2本のドライバーを天候で使い分けるという。

昨年限りでゴルフ5がツアープロへの用具提供を終了するなど、ツアープロモーションの費用対効果がシビアに判断されてきている。それがフリー契約選手の増加に影響していることもあるだろう。しかし、メーカーの枠を超えて気に入ったクラブを使うことで、より多くの賞金を稼げるチャンスが広がったという見方もできる。フリー契約選手の活躍次第によっては、今後、ツアーに新たな流れを生むかもしれない。

(ゴルフライター・山西英希)

文・編集部 ※2018年3月20日号「芝目八目」より

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