活性化、競技力向上に向け、男女両ツアーともより厳しい出場資格に

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)と日本ゴルフツアー機構(JGTO)は2019年の出場資格の変更を発表した。両団体とも「ツアーの活性化」が主な目的だ。

女子ツアーが18年シーズンから、シード選手以外のTP(トーナメントプレーヤー)登録者を対象に出場優先順位を入れ替えるリランキング制度を導入することは既報のとおり。リランキングは年2回で、1回目はアース・モンダミ ンカップまで。開幕戦からその時点の獲得賞金順に並び変えて出場資格を付与する。2回目はミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンまでだ。

「ツアーの競争が加速し、強化につながると思います。20年の東京五輪、世界で勝つことを目標に、ツアー強化を続けていきたい」と、小林浩美LPGA会長。

また「優勝者の価値を重 んじて」ツアー優勝者の出場資格も変更。これまで優勝してから365日の出場資格を付与していたが、当該年と翌年度1年間が付与 される。その他、「実力主義」として、賞金ランキングは50位まで。永久シード選手や出場義務試合数不足選手がいた場合、繰り下が っていたが、繰り下げは行 わずに50 位までとするなどの出場資格を変更した。

一方、男子ツアーは、18年度の賞金ランキングが適用される19年度からシードの枠を縮小する。15年からは前年の賞金ランキング上位60人を第1シード、同61〜75人を第2シードと2段階シードを採用してきたが、19年からは同65人までをシードとし、第2シードを廃止する。19年の出場権を懸けた18年シーズンは狭き門の争いとなる。

また、チャレンジツアー賞金ランキング1位に続き、18年末のファイナルQT1位の選手も1年間の出場資格を付与し、前半戦に出場できるチャレンジツアー賞金ランキング上位者の枠も20位までに拡大する。

「分かりにくいという声もあり2段階シードは廃止しました。QTやチャレンジツアーから上がってくる若手がもっと活躍できるように、そして活性化を目的にしています」(小山和顕トーナメント運営部長)

17年はチャレンジツアー上位の資格で出場した20代の小鯛竜也がツアー初優勝し、出水田大二郎が初シードを獲得。QT組でも星野陸也や池村寛世ら20代前半の選手が初シードを獲得した。出場資格を変更する19年以降は、さらに若手が台頭することが考えられる。

(本誌・小高拓)

文・編集部 ※2018年1月9日・1月16日合併号「芝目八目」より

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