川岸史果が最終予選会出場を辞退し米ツアー行きを断念した理由は意外にも……

米ツアー挑戦は再来年以降に持ち越し
米ツアー挑戦は再来年以降に持ち越し 【拡大】
米女子ツアー出場を目指していたルーキーの川岸史果が、来季の出場権獲得を断念した。

先月行われた同ツアーの2次予選会に出場した川岸。見事これを突破して、来週行われる最終予選会に出場予定だったが、これを辞退。来季は日本ツアーに専念することを明かした。

「日本ツアーで複数年シードが取れたら再度、挑戦しようと思います」とは川岸。昨年のプロテストに合格し、今季は開幕戦から優勝争いを演じ、9月にはツアー初優勝。

「米国に行きたい」と、順調にその歩みを進めてきただけに、突然の事態に周囲も驚いたが、一体なぜ?

「もし最終予選会で20位までに入って、米ツアーメンバーとなった場合、日本の試合に出るために向こうの試合を休むとなったら、年間3試合までしか休めないのです。そうなってくると、スケジュールを組むのが難しくなります。さらに米ツアーは試合のエントリーが45日前までなので、なおさら予定を立てるのが難しくなります」と、両立は難しいと判断し、いったんは日本ツアーに注力するという。

「もし米ツアーのメンバーになったら、日本ツアーは国際ツアー登録選手として、出場義務試合は7~8試合なので、米ツアーのほうが規定が厳しいんですね」(川岸)

実は川岸、米ツアーの予選会を受験する段階では、この3試合規定を知らなかったという。

「誰に聞いたらいいのか分からなかったし、初めて知ったのが、予選会の2次が終わって帰国して出場したTOTOジャパンクラシックのときでした。それを事前に知っていれば日本ツアーを2試合休むこともなかったし、そもそも予選会挑戦はしていませんでした。もったいなかったですね」と、事前調査の甘さを反省した。とはいえ、これで米ツアーへの挑戦が終わるわけではない。

「ロレックスランキングで100位以内をキープすれば、来年は最終予選会から出場することができるようなので、今はそこを目指します。そのためにも、日本ツアーの複数年シードを少しでも早く決めることが目標です」(川岸)

複数年シードを取るには、公式戦での勝利が手っ取り早い。今週行われる日本ツアー最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで勝利を果たせば、再び夢への一歩が開ける。

(本誌・高桑均)

文・編集部 ※2017年12月5日号「芝目八目」より

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