台風で飛行機も新幹線もダメ!それでも試合会場を目指した丸山大輔シード復活への執念

まさに不屈の男!
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丸山大輔、46歳。ツアー通算3勝を挙げるも、2015年に賞金シード喪失。

昨季チャレンジツアー賞金ランキング2位から今季の前半戦の出場権を獲得し、現在シード復活に向けて着々と賞金を上乗せしている。そんな丸山をハプニングが襲った。

ブリヂストンオープンを18位タイで終え、出場資格のなかったマイナビABCチャンピオンシップのマンデー出場のため22日(日)に空路、大阪へ。しかし台風21号の影響で、丸山を乗せた飛行機は伊丹空港上空まで飛んだが着陸できずに羽田空港に引き返す。

どうしてもマンデーに出たい丸山は、新幹線での移動に切り替え、ゴルフバッグとスーツケースという大きな荷物を持って品川駅に向かい新大阪行きに飛び乗るも、岐阜県内のトンネルで水漏れが発覚。新幹線が一時運転を見合わせた。

名古屋駅で40分ほど停車していたが、「雨がやまない以上、復旧はないだろう」と判断し、この日の移動は断念して名古屋に宿泊。自分のキャディは新大阪で待機していたが、別の選手のキャディが三重県にいることが分かり、月曜朝に車に同乗して移動することに決めた。

翌朝、マンデーが行われるABCゴルフ倶楽部を目指して4時30分に名古屋を出発。しかし、名神高速が通行止め。迂う回かいを強いられる。そのころ、ABC GCは約300本が倒木するなどラウンドできる状況ではなかった。マンデー中止の可能性も浮上。中止となれば、出場優先順位で出場資格が回ってくるが、会場にいないといけない。

「なんとしてもコースに着きたかった」と、通常3時間もあれば着くところを、6時間も要してゴルフ場に到着。コースは懸命の作業でどうにかプレーできる状態まで復旧し、マンデーは9ホールで行われた。

疲れ切った丸山はマンデー落ち。なんという仕打ちかと思われたが本戦のウェイティング1番だったため、欠場者が出て繰り上がりで出場が決まった。

試練を乗り越えて出場した本戦は27位タイで予選を通過すると、雨中で行われた3日目に70で回り16位タイに順位を上げ、賞金ランキングもシード圏内の68位に。これだけの執念を見せた丸山には、ぜひシード権を確保してほしいところだ。

(本誌・小高拓)

文・編集部 ※2017年11月21日号「芝目八目」より

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