それいけ! オヤジゴルファー【第30回】

女性アマチュアゴルファー編、女子プロ編と続いてきた本連載。今回からは“キャディ編”と題し、われわれおやじゴルファーを最も身近で見ている彼女たちからのクレーム? 本音? をお届けしよう。

取材/文・一寸木芳枝 イラスト・オゼキイサム

カートのハイジャックにダンマリまで……キャディ泣かせのお客さん①

キャディ編をスタートするに当たり、複数のコースで何人かのキャディさんに取材したところ、出てくる出てくる困ったオヤジエピソードの数々……。シーズン3の第1回は、関東近郊の名門コースに所属するキャディさんからのタレコミを紹介しよう。

「実は、私たちキャディにとって一番困るお客さんはスロープレーヤーでもセクハラ親父でもないんです。もちろん、それらも困りますよ! だけど、何が一番か、と聞かれたら、“まったくしゃべらない人”と答えるでしょうね」

 え? まったくしゃべらない? それはどういうゴルファー?

「『何番にしましょう?』と聞いても無言。無言というより無視に近いですね。コース説明をしても何をしても、とにかく一切しゃべらないんです。これじゃあ私たち、仕事になりません……(泣)」

会話ができない……いや、しないのにキャディつきにする意味が分からないのだが……。

「本当にそうですよ! 過去には朝イチで『クラブに触らないで』っていわれたことや、コース説明をしたら『うるさいっ!』って怒鳴られたこともあります……。じゃあ何でキャディつきにしたんですか! って話ですよね。そういう会話ができないお客さんに当たったときは、完全にお通夜状態。18 ホール終わるまで憂鬱です」

そりゃそうだろう。ほかにはどんなキャディ泣かせなお客さんが?

「勝手にどんどんカートを動かしてしまう人ですね。私たちキャディの間では、“ハイジャック犯”と呼ばれています(苦笑)。もちろん、ボールを捜しに私が遠くまで行ってしまうなど、やむを得な い場合はカートをお願いすることもあります。でも、“ハイジャック犯”たちは、ただのせっかちだったり、自己中なだけで……。はっきりいって迷惑なんです。私たちの仕事を取らないでください!」

キャディさんの仕事を奪うのではなく、プロフェッショナルとしてきちんと敬意を払い、彼女たちに委ねることができるゴルファーこそ、スマートゴルファーといえるのだ。気をつけよう!



※週刊パーゴルフ5月30日号より

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