あの頃ボクは若かった 昭和の履歴書 vol.29 -真板潔-

高校時代は“ゴルフで遊んでいる”っていう感覚でした

空き地と練習場で毎日ゴルフと戯れた

2016年のシニアツアーでは那須霞ヶ城シニアオープンで優勝
2016年のシニアツアーでは那須霞ヶ城シニアオープンで優勝 【拡大】
 進学先の高校を決めるころには、すでにゴルフが念頭にあった。横浜商科大学付属高校に入学すると部活動はせず、一人で黙々とゴルフを練習する道を選んだ。

 高校までは片道約2時間かかる。授業が終わると真っすぐ帰って、17時ごろに家へ着く。近くの空き地で夕食まで約2時間、クラブを握った。真板にとってこの時間は、練習というより“遊んでいた”という表現がピッタリとくるようだ。一人でクラブを持ってボールと戯れている至福の時間。ゴルフとの距離はグンと近くなった。夕食が終わると走って練習場に行き、1時間くらい球を打つ。大学生のアルバイトに交じって球拾いをし、バイト代をもらう代わりにボールを打たせてもらう生活を続けた。毎日毎日、規則正しい生活だった。「男子校だったし、ゴルフをして遊んでいる感覚のほうが強かったですね」。このころから、鏡の前で雑誌を見ては、スイングをマネることを繰り返していた。イメージトレーニングでスイングを作り、練習場でやってみた。

 尾崎将司の番組や、米ツアーが見られる『ビッグイベントゴルフ』などをテレビで見て、「ああ、すごいなぁ。ゴルフをしてこんなにお金がもらえるなんていいなぁ」と思い始めていた。進路を考える時期になり、父に「どうするんだ?」と尋ねられると、自然に「ゴルフやろうかな」と答えていた。母は反対したが、父は黙ってやらせてくれた。

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