米PGAツアーがプレー中の撮影解禁!現場に混乱はなかった?

スマホに囲まれてジョーダンはちょっぴりナーバス!? 写真・Getty Images
スマホに囲まれてジョーダンはちょっぴりナーバス!? 写真・Getty Images 【拡大】
米PGAツアーがプレーオフ第1戦、ザ・ノーザントラストから、ついに〝フォト&ビデオ撮影の全面解禁〞に踏み切った。これまで試験的に取り組んでいたが、今大会からプレー中もどこでも撮影可能で、条件は〝サイレントモード〞、つまりシャッター音や録画の作動音がしないことでスマホもデジカメもOKとなった。

解禁初戦となったザ・ノーザントラスト(8月24~27日・ニューヨーク州)は、フェデックスカップポイント上位の松山英樹、ジャスティン・トーマス、ジョーダン・スピースという人気選手が同組のため注目を集め、たくさんのギャラリーがついて回った。

ファンも堂々とスマホを構えて撮影をしていたが、これまでのようにマーシャルに「撮影禁止!」と叱られることはなかった。テレビ解説を務めているニック・ファルドもカートで同組に乗りつけると、ポケットからスマホを取り出しトーマス、松山と次々に撮影し、すぐさま彼らのスイングチェックをしていた。

きっと放映中のコメントに生かされたのかもしれない。これも撮影可になったおかげだ。しかし、中にはまだ音を出して撮影したり、妙に動いたりするファンもいて、神経質なスピースは仕切り直しをすることも度々。キャディがファンにクレームするひと幕もあったが、目立った混乱はなかった。

選手たちもこの環境に慣れるには少し時間が必要だろうし、ファンの撮影マナーが今後の課題かもしれない。解禁された理由はもちろんファンサービスの一環で、撮影されたフォトやビデオはSNSでの使用可、というより選手やメディアにもむしろ奨励している。

「今やSNSで拡散される情報力は絶大、ツアー人気がアップすることを狙うのは当然の流れ」と、米PGAツアーのメディア担当。残念ながら日本のスマホはシャッター音が消せないので、日本ツアーに取り入れるのは現時点では難しいが、今後のSNSの発信力でツアー人気アップに期待が高まる。

(ゴルフライター・武川玲子)

文・編集部 ※2017年9月19日号「芝目八目」より

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