遼、さくら、美香、奈紗…… 崖っぷち海外組の明日はどっちだ !?

照準はすでに入れ替え戦に向かっているという石川遼 写真・Getty Images
照準はすでに入れ替え戦に向かっているという石川遼 写真・Getty Images 【拡大】
米ツアーで奮闘する日本勢が、いよいよ正念場を迎えている。

今季は〝公傷制度〞で米PGAツアーに参戦していた石川遼。レギュラーシーズン最終戦のウィンダム選手権をフェデックスカップポイント175位で迎えた。125位までが来季のフルシードを獲得し、翌週から始まるフェデックスカップ・プレーオフに出場するが、そのためには最終戦で2位以上が必要と厳しい条件。

ダメな場合は下部の〝入れ替え戦〞へ進み、その4戦での獲得賞金が上位50人に入ることが来季シードの条件だ。すでに〝入れ替え戦〞に向けて照準を合わせているそうで、ここで底力を発揮して来季へとつなげたいところ。最終戦のウェブ・ドット・コム・ツアー選手権(9月28日~10月1日)まで石川の試練の戦いが続く。
日本の元賞金女王もなかなか結果が出せずに苦しんでいる 写真・Getty Images
日本の元賞金女王もなかなか結果が出せずに苦しんでいる 写真・Getty Images 【拡大】
さて、さらに厳しい状態なのが女子の横峯さくら(賞金ランク138位)、宮里美香(同151位)、畑岡奈紗(同154位)だ。

メジャー最終戦のエビアン選手権(9月14日開幕)を前に北米でのカナディアンパシフィック女子オープン、キャンビアポートランドクラシック、インディ女子・インテック選手権の3試合で成績を上げないと、出場選手が70~80人とぐっと縮小される9月末以降のアジアシリーズへの参戦が難しくなる。

彼女たちはこの3試合で10万ドル(日本円で約1200万円)以上の上積みが必要だから、2位に入るか最低でもトップ5が2回と、こちらも相当厳しい。宮里美香はシーズン中盤に2カ月の休暇を取ってリフレッシュに努めたが、復帰後もなかなか結果が残せていないのが現状で、秋以降は2010年、13年に制した日本女子オープンに参戦、それ以外は現在未定だ。

横峯も9月はミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンと日本女子オープンに参戦するが、その後の予定は立っていない。最も苦しい選択を迫られているのが畑岡だ。準シードを得られる100位以内に入れなければ、今後は日本ツアーの予選会(2次予選~)受験も視野に入れる。上原彩子は7月のソーンベリー・クリークLPGAクラシックで6位タイに入ったことで賞金ランク、ポイントともに70位に上げ、来季のシード(80位以内)もひと安心。3選手も上原に続けるか、この3試合でもう後はない。

(ゴルフライター・武川玲子)
※ランキングは8月13日現在
文・編集部 ※2017年9月5日号「芝目八目」より

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