それいけ! オヤジゴルファー【第17回】

これまで16回にわたり、女子ゴルファーからオヤジゴルファーへの苦言? を取り上げてきましたが、今週からは女子プロ編としてプチリニューアル。「女子プロと実際に接する機会なんてないからカンケーない」なんて人も、女子プロのホンネは知りたいですよね?

取材/文・一寸木芳枝 イラスト・オゼキイサム

大事な商売道具のクラブを勝手に触らないで!

1回のゲストは、名前を聞けば誰しもが「あぁ〜」と分かる若手有名女子プロ。とはいえ、まだ優勝経験はなく、予選落ちすることもしばしば。本人いわく、

「たぶん、すべての原因は、この中途半端なポジションのせい。私が優勝常連のトッププロになれば、話も変わってくるとは思うんですが……。要するにオジさんたちに気を使われないというか、ね(苦笑)」

すごくオブラートにくるんでいるけれど、ぶっちゃけてもらおう! 具体的にはどういうこと?

「それじゃあいいですか? 実は、クラブを勝手に触るオジさんがすごく多くて……。試合前の練習中はさすがにないですけど、プロアマの日や地元の練習場で球を打っているときは特に多いんです。置いてあるキャディバッグからのぞくクラブをジロジロ。見ているだけならそれほど気にしません。でも、グイグイ系のオジさんは、そこからクラブを引き抜いて、アドレスまでしちゃうんですからっ‼」

絶句……。それは本当?

「ホントですよー。プロだったら絶対みんな経験あると思います! これはまったく見ず知らずの人というよりは、“ちょっとした知り合い”レベルの人が多いかもしれませんね。よく行く練習場のオジさんとか、プロアマでラウンドするスポンサー関係の人とか……。皆さん妙になれなれしいというか、図々しいのが特徴です(苦笑)」

プロにとってクラブは商売道具……怒るのも無理はない。他にも、まったく知らない人にされて困ったり、嫌だったりしたことは?

「うーん。嫌なことというより困ったのは、『俺のこと覚えてるよね?』という雰囲気で、挨拶されたり会釈されたりすることですかね。オジさんからしたら“ちょっとした知り合い”なのかもしれませんけど、私たちからしたら、ほぼ知らない人です(苦笑)。『何度も練習場で会ってるから覚えてるよね?』って来られても……。中には『前、スイング改造中っていってたけど、どう?』なんて話しかけてきた人もいました。でも、そんな話をしたことなんて100パーセント覚えていません。気軽に話しかけてくるオジさんなんて、ものすごい人数いるんです。だから、受け流し方といっちゃ失礼ですけど、適当にその場で話を合わせていることが多いんですよ」

女子プロがそんな技を使っていたとは。皆さん、“適切な距離感”はしっかりキープして接しよう!




※週刊パーゴルフ2月7日号より

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