〝名コンビ〞を解消したフィル・ミケルソン 新しいキャディは実弟のティム

WGC‒メキシコ選手権でボーンズの代打を務めたティム(右) 写真・Getty Images
WGC‒メキシコ選手権でボーンズの代打を務めたティム(右) 写真・Getty Images 【拡大】
 フィル・ミケルソンとキャディ〝ボーンズ〞ことジム・マッカイが25年にも及ぶコンビを解消。1992年にプロ転向し、メジャー5勝を含むツアー42勝、ほとんどはボーンズがバッグを担ぎ〝名コンビ〞として知られてきた二人。そのニュースはあまりに突然でツアー仲間からも驚きの声ばかり。

 二人はそろって〝円満な別離〞と発表、「要因は一つじゃない。いろいろなことがあって、お互い別々の道を歩むときがきたと決意した」と、フィルはいう。まるで長年連れ添った夫婦の離婚話のようだ。

 気になるのは二人の今後だが、今季の残りでキャディを務めるのは弟のティム・ミケルソン。フィルの出身大学でもあるアリゾナ州立大ゴルフ部のコーチを務めていたが、昨年からコーチを辞めて同大出身であるスペインの新鋭、ジョン・ラーム(22歳)のエージェントに転身した。

 もともとフィルとティムは親密度の高い兄弟だ。ティムが同大にスカウトしたい選手にはフィルが直々に連絡するなど二人で歩んできた経緯がある。今年3月のWGC–メキシコ選手権ではボーンズが腹痛からラウンド途中にリタイアする事態になったが、ロープの外からティムがすぐに駆けつけて代わりを務めた。「これからティムと一緒に戦うことが楽しみだ」とフィルはいう。

 一方、昨秋にヒザの手術を受けたばかりの52歳のボーンズは、新鋭ラームのキャディになるとの噂(うわさ)が流れたが、「あり得ないこと」とラーム自身が否定した。

 「ボーンズは素晴らしいキャディ。知識、経験、そしてゲームの理解度は群を抜いているから、たくさんのトップ選手からオファーを受けるだろう。そしてボーンズをキャディにする選手はとても幸運だ」と、フィル。近く新たな〝名コンビ〞が誕生するかもしれない。

(ゴルフライター・武川玲子)
※2017年7月18日号「芝目八目」より

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