熱中症対策で1・5Rを禁止する動き!歩きでのゴルフはご用心

もちろん1ラウンド以内でも熱中症のリスクはある。日傘など個々人での対策も忘れずに! (写真・Getty Images)
もちろん1ラウンド以内でも熱中症のリスクはある。日傘など個々人での対策も忘れずに! (写真・Getty Images) 【拡大】
 夏場のゴルフと切っても切り離せないのが熱中症のリスク。多くのゴルフ場が水や氷を提供するなど、熱中症対策に努めているが、違った試みとして、1・5ラウンドを制限する動きがある。

 東京よみうりCC(東京都稲城市)は6月26日〜9月15日の間、猛暑下におけるプレーヤーおよびキャディの体調維持管理のため、1ラウンドに制限するとしている。歩きでのラウンドは直射日光を避けられないため、昨年からこの制限を設けたというが、7月20日から乗用カートの導入を予定しており、日陰に逃げ込むことが可能となる。そのため来年も、この制限を設けるかは未定だという。

 清澄GC(埼玉県東松山市)も昨年から通年で随時1ラウンド制限を設けている。制限する条件は環境省が推奨する「暑さ指数(WBGT)」によるとしており、この方法は小金井CC(東京都小平市)も導入している。

 この「暑さ指数」とは熱中症を予防する目的として米国で提案された指標で、気温や湿度、日射量などから算出される。暑さ指数28〜31度で厳重警戒とし、31度以上は危険となる。小金井CCでは暑さ指数が厳重警戒以上かつ、同コースの外気温が33度を超えた場合、1ラウンドに制限する。

 「よそのゴルフ場も含め、脱水で倒れ、救急車で運ばれたという事例が多くありました。お客さまはもちろんのこと、キャディなどの従業員の体調管理も行わなければなりません。ゲストさまからは1・5ラウンド回りたいという要望もいただいたことがありますが、歩きでのプレーは長時間炎天下にいるので熱中症のリスクが高まります。何かあってからでは遅いので事前の対策として導入しました」(小金井CC支配人)

 それでも最近はゴルファーの健康に対する意識が上がっているため、氷のうや水筒を持参しておのおので熱中症対策を行う姿が増えたという。名門コースともなれば1ラウンドで終わらせたくないという気持ちも出てくるだろうが、体調を第一に考えて無理なプレーは控えるよう、自己判断してほしい。

(本誌・齋藤由依)
※2017年7月4日号「芝目八目」より

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