あの頃ボクは若かった 昭和の履歴書 vol.10 -加瀬秀樹-

中山徹との出会いで長太郎CCの研修生に

 プロゴルファーになるにしても、一度ゴルフ部というものを味わってみたい。仲間と一緒に練習して、大会に出たい。一人部活であっただけに、その憧れが誰よりも強かった加瀬は、高校を卒業すると立正大学へと進学し、ゴルフ部に入った。

 といっても当時の同部は、大学ゴルフ部を強豪校順にA、B、C……とブロック分けした中でEブロックに属しており、しかもそのブロックの下位にいた。月~金曜に練習はなし。毎週土日、千葉県の成田市にあるゴルフ場に寝泊まりし、キャディのバイトをしながら練習する程度。加瀬は入部後、すぐにレギュラーに選ばれたが、大会でパッとした成績を残せないでいた。
 そんな日々を送りながら2年時の10月ごろ、ふとわれに返った。「あれ、俺はプロゴルファーになるつもりなのに、このまま大学の地理学科に4年間いて、測量の免許など取っても意味ないよな」

 時期を同じくして、加瀬が当時もまだ通い続けていたヤノゴルフに、しばしばクラブの修理に訪れる、後に雑草軍団を率いる中山徹を紹介された。「おまえ、本気でゴルフやりたいなら、丸刈りにしてこい」といわれた加瀬は、すぐ丸刈りにし、大学を中退。中山が所属する長太郎CCの研修生となる。

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