米ツアーデビュー戦で予選落ちの畑岡奈紗 師匠・中嶋常幸はどう見たか?

米ツアーデビューは1打足りずに予選落ちの畑岡だが……
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 米女子ツアー初戦、ピュアシルク・バハマLPGAクラシック(1月26日〜29日、バハマ)で米LPGAデビューを飾ったスーパールーキーの畑岡奈紗。惜しくも1打足りずに予選落ちという結果に終わった。

 本人は帰国後の会見で「課題はグリーン周り。その細かい部分での1打が予選落ちにつながってしまった」と反省の弁を述べたが、師匠である中嶋常幸はどう見たのか、聞いてみた。

 「予選落ちという結果は残念だけど、基本的にはまったく心配していないよ。いくら日本女子オープンを最年少で勝ったといっても、まだプロとしてのキャリアは始まったばかり。外国の芝生にだって慣れていない。ましてやバハマのきついバミューダなら、なおさら苦
労して当たり前。むしろ今は苦労をすべき時期。米国の多様なフィールドに合わせた技術を学んでいる最中なんだから」

 芝質によって、まったく違う技術を要求されるアプローチ。本人がグリーン周りを課題に挙げたのも無理からぬことだろう。では、中嶋が今年の畑岡に期待するのはどんなところだろうか?



畑岡奈紗の師匠である中嶋常幸
畑岡奈紗の師匠である中嶋常幸 【拡大】
 「今年は結果うんぬんというよりも奈紗の可能性を感じさせる試合を多く見せてほしい。なかなか成績が出ないからといって、本人が自分のことをダメだと思ってしまうのが一番いけない。でも、奈紗は大丈夫だと思う。誰にいわれるでもなく自分から米国で勝負したいといったモチベーションの高さをはじめ、ポジティブ思考なところや現場を楽しめる力、集中力の高さなど、とにかくプロ向きの素養にあふれている。中でも向上心については貪欲といってもいいくらい。プロになってもまだ、僕の主宰するヒルズゴルフ・トミーアカデミーに参加し続けたいというくらいだから」

 畑岡本人も会見で「目標だった予選通過ができず残念でしたが、最後の2ホールで粘りが見せられた。たくさん練習ができて、いろんな人と交流もでき、楽しかった」と、中嶋が評するとおりのポジティブ思考かつ向上心にあふれる面をのぞかせた。

 日本ゴルフ界のレジェンドも舌を巻くほどプロ向きな性格を持つ畑岡に、われわれフツーのオジサンたちの心配など無用のようだ。
 
(本誌・金子信隆)
※2017年2月21日号「芝目八目」より

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