取材の現場から

ケガからの復帰→調子が上向いている安田祐香の完全復活に期待!

先週の「フジサンケイレディス」で左腕の故障から3試合ぶりに復帰を果たした安田祐香が復帰初戦で、プロ転向後初のトップ10入り(8位タイ)を決めた。

練習中に突如、肉離れのような痛みを感じたという安田。ショートスイングはできるが、フルショットすると切り返しのときに痛みが走るという状態だったため、2週間を休養にあてた。それから先週までクラブをまったく握らなかったが、それが逆によかったのかもしれない。

「気持ち的には不安だったんですけど、こういう状況の中でも楽しくやろうと思っていたので、楽にプレーできた」と、試合に出られる状態にまで回復した喜びのほうが大きかったようだ。高校生のころから通う地元・関西の治療院での診察や、痛めた左腕の肩周りをストレッチするなど、ケアはまだ続くが、

「ティショットがブレなかったことと、気持ちよく振れていたので、そこがショットにもつながって。先週も難しいコースだったんですけど、たくさんチャンスにつけられたかなと思います」と、満足そうに振り返った。
浜野ゴルフクラブで行われる今週の「パナソニックオープンレディース」は、スコアの伸ばし合いが見ものだが、練習ラウンドを終えた安田は、

「セカンド地点にバンカーがたくさんあるので、ティショットでしっかりフェアウェイ キープをするっていうのが大事だと思いますし、グリーンもタテに絞られてるホールが何ホールかあるので、ロングアイアンのときにしっかりグリーンに乗せるというのも大事かなと思います」と、コースの印象を語っていた。

安田の初日のスタッツを見ると、フェアウェイキープ率78.5%(11/14)、パーオン率72.2%(13/18)と、予習の成果かまずまずの数字で、首位を走る植竹希望と4打差の2アンダー・18位タイにつけている。

調子が上向いてきている安田に、つい期待してしまうのがツアー初優勝だが、本人はいたって冷静だ。

「すごく調子がいいってわけではないので 徐々に 自分の調子を上げていって、チャンスのある試合でしっかりものできるようにしていきたい。優勝は狙っているけど、今は目の前の目標をクリアしていきたいなと思います」と、そのときが来るのをじっくり待つ構えだ。

さて、残り2日間。来週の国内女子メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」に向け、いいイメージをつなげたいところ。安田祐香の完全復活をこの大会で見ることができるか?

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