取材の現場から

GOLF Net TV連動「深堀圭一郎 KeyTALK」 第14回 石坂友宏②

子供の頃から大好きなのがアプローチ。プロ転向後はメンタル面の強さを意識!

深堀圭一郎が、ゴルファー仲間をゲストに招き、
ツアーでの出来事から普段聞けないような話までぶっちゃけトークを展開する「深堀圭一郎 KeyTALK」。
プロゴルファーの素顔に迫るこの番組は、GOLF Net TVで配信しています!
今回は、第14回のゲスト・石坂友宏の2回目のトークです!

10歳で始めたゴルフ。「楽しい」という言葉しかないくらい夢中になりました (石坂)

深堀 ゴルフを始めたのは何歳?

石坂 10歳です。とにかく無我夢中でボールを打っていました。本当に「楽しい」という言葉しかなかったです。

深堀 練習では何が好きだった?

石坂 アプローチですね! ウェッジが好きで、アプローチばかり練習していました。転がしたり、スピンをかけたり、ボールを上げたり……。そういうのが凄く楽しかったです。1本のクラブで、長い時間打っていました。

深堀 それは良い練習だよね。ゴルフ環境的にはどんな感じ?

石坂 コースで一番近いのは『葉山国際カンツリー倶楽部』さんです。練習場では『ハイランドゴルフ』さんや『横須賀グリーンゴルフ』さんなどを、小さい頃から利用させて頂いていました。ジュニア育成という面での練習環境には、凄く恵まれていたと思います。

深堀 元々は、野球少年だったと聞いたけど、ゴルフに変わった動機は何だったの?

石坂 父がやっていたのと、ゴルフを始めたら凄く面白くて……。野球も好きだったのですが、それ以上にハマってしまいました(笑)

深堀 中学3年の時には『関東ジュニア』で優勝しているよね。

石坂 当時、アプローチにメチャメチャ自信がありました。少し自慢になってしまうのですが、色々な人に「君は天才だ」みたいに言われて(笑)。自分では、そんな風には思っていませんでしたけど。

深堀 高校から大学まで通信制の『日本ウェルネススポーツ』を選んだ理由はある?

石坂 勉強が全然できなかったんです(笑)。それでゴルフでプロを目指そうと考えた時に、通信制の高校がいいのでは…と思ったんですね。実際に面白くて、ウェルネス高校の野球部の試合を観戦すると単位が取れたり……。

深堀 「ひとつになって応援することの大切さを学ぶ」みたいな感じかな。

とにかく、10代でプロになりかった (石坂)

深堀 2019年にプロ転向しているけど、最初から決めていたの?

石坂 本当は大学1年生でプロになりたかったんです。これは最初から目標に設定していました。『日本ウェルネススポーツ大学』はQTやPGAを初年度から受けられますから……。とにかく、10代でプロになりかったですね。

深堀 男子の10代のプロは少ないよね。女子は増えてきたけど……。プロのフィールドで戦いたい気持ちが強かったわけだね。レギュラーツアーのデビュー戦は?

石坂 2020年の『フジサンケイクラシック』です。結果は予選落ちでしたけど……。

深堀 プロに転向する際に、練習やイマジネーションなどに変化はあった?

石坂 中学から大学まで、練習の取り組み方は変えていません。それより、精神的な部分で「ベテラン選手の方々に負けないように」と考えています。

深堀 試合では淡々とプレーしているように見えるけどね。良いショットを打っても「気持ちを前面に出す」というタイプではないように感じたけど、実は違うんだね。

石坂 結構ガッツポーズもします!

深堀 試合ではルーティーンなどは実践している?

石坂 はい、ルーティーンは気にしています。朝は2時間ぐらい前にコースに入って、最初にパッティングを30分ぐらい行います。その後、練習場に行って戻ってきてから再度パッティングの練習をする感じです。パッティングでは、器具を使って「真っすぐボールが出ているか」をチェックします。


若いのに「練習がすべて」という言葉が出てくるのは素晴らしいね (深堀)

深堀 話は変わるけど、石坂君は2019年にQTを受けてランキングが15位だったよね。すると2020年はレギュラーツアーに出場できた試合が、いくつかあった感じ?

石坂 そうですね、ほとんど前半戦は出場できなくて…。でも、2020年初戦の『中日・CBCチャレンジTo THE CROWNS』で優勝して、同年の『中日クラウンズ』には出場できる予定でした。

深堀 2020年は、コロナ禍の影響で中止や延期など重なって「試合が何時どのタイミングで開催されるか」も分からなかったしね。

石坂 「試合に出場したい」という焦りもありました。特に調子が良い時は早く出たい気持ちは強かったです。それでも練習がすべてなので「トレーニングを重ねて自信をつけよう」と考えていました。

深堀 「練習がすべて」という言葉が出てくるのは素晴らしいね。
次回も引き続き、石坂君にクラブセッティングや練習方法などについて聞いていきます。


~ 次回に続く ~


■プロフィール
・深堀圭一郎/ふかぼり・けいいちろう
1968年10月9日生まれ、東京都出身。1992年にプロへ転向。ツアー通算8勝。ラテール・エンタプライズ所属。

・石坂友宏/いしざか・ともひろ
1999年9月21日生まれ、神奈川県出身。2019年に『日本アマチュア選手権』で4位、さらに『日本オープンゴルフ選手権』ではローアマチュアを獲得。同年にQTを受験してプロへ転向。2020年の『ダンロップフェニックス』で2位となり脚光を浴びる存在となった。アプローチやパターを得意とし、ショートゲームに自信を持つ。
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