取材の現場から

先週は1打差逆転負けで眠れぬ夜 木下稜介「できるだけ大差で18番を迎えたい」

<ダンロップフェニックス 3日目◇21日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7027ヤード・パー71>

奈良県出身の29歳、木下稜介が絶好調だ。3日目を終えて首位と2打差のトータル10アンダー・4位。先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」に引き続き優勝圏内で最終日を迎える。

木下にとって先週は悔しい週末となった。最終日最終組で回った最終18番ホールのティイングエリアまで単独トップに立っていたが、1つ前の組で回る香妻陣一朗が起死回生のイーグルを奪って逆転され、入れればプレーオフの長いバーディパットは入らなかった。1打差の2位という結果に「最後の最後で負けてしまった。その日の夜はなかなか悔しくて寝れなかった」。

そして、「今週は絶対勝つという気持ちで宮崎に入ってきた。そういう意味では良い位置で3日目を終われたかなと思います」と今大会にかける気持ちは誰よりも強い。さらに、優勝争いの経験が木下のゴルフを強くしている。「最後まで優勝争いできたという自信が、今週良い要因かなとは思います」と奈良弁で淡々と話す。

過去、賞金王に2度輝いた谷口徹には同じ奈良県出身ということもあり、よくかわいがってもらっている。先週はアプローチに悩んでいたら、「谷口さんから(58度の)ウェッジをいただいて、そのウェッジを今週はちょっと練習量を多めにして、グリーンを外してもパーセーブできる確率も上がってきました」とアプローチも復調してきた。

最後に最終日の目標スコアを聞かれた木下。「先週は1打差をひっくり返されて負けてしまったので、できるだけ大差で18番を迎えられるようにビッグスコアを狙って、大差で勝ちたいです」と力強く宣言した。(文・下村耕平)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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