取材の現場から

谷原秀人がアマチュアVに待った! 熟練の技で首位浮上、4年ぶり15勝目へ王手

<日本オープンゴルフ選手権競技 3日目◇17日◇紫カントリークラブ すみれコース(千葉県)◇7317ヤード・パー70>

ツアー通算14勝の谷原秀人、アマチュアの河本力(日体大3年)との一騎打ちとなった第3ラウンドの最終組。「日本一を決める試合ですし、そこにプロとアマは関係ない。 “強いものが勝つわけではなく、勝ったものが強い”という言葉を聞いたことがあります」というのは、河本ら同年代の活躍について聞かれた際の金谷拓実の言葉。はたして、勝者の称号はプロとアマ、どちらの手に渡るのだろうか。

「日本オープン」3日目は、トータル5アンダー・単独首位から出た河本を、谷原が1打差から追いかける形でスタート。前半を終えた時点で河本が2つ伸ばしてトータル7アンダー。谷原は4アンダーと3打のリードを許していたが、後半に入ってから、欧州ツアーを転戦してきた熟練の技が牙をむく。

11番パー3で約2mにつけてバーディを奪うと、12番でも約6mを沈めて追い上げる。13番パー4では、河本がラフにつかまり苦戦を強いられる一方で、バンカーからのセカンドを6mに2オン。これをねじ込み3連続バーディを奪い、ダブルボギーを喫した河本をついに逆転した。

17番でボギーを叩くも、終わってみれば河本に1打差をつけてホールアウト。4バーディ・3ボギーの「69」をマークし、「アンダーで回れたのは十分です」と満足げな表情で単独トップに立った。

フレッシュなアマチュアとの対決に、「楽しかったですね」と笑う。「若いし、球もすごく飛ぶ。やっと日本にもこれぐらい飛ぶ選手が出てきたんだなと。すぐにプロになると思うし、海外に行って、ガンガン暴れてもらいたい」と期待をかけつつ、海外で経験を積んできたプロとしての背中を見せつけた。

「欧州ツアーで、毎週ナショナルオープンの経験をさせていただいているので、日本オープンは獲りたいタイトルの1つというのは間違いない」。勝てば、16年「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」以来のツアー15勝目。日本ツアー復帰後の初勝利を、ナショナルオープンで決められるか。(文・谷口愛純)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)

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