取材の現場から

松山英樹は3年ぶりの「80」に消沈 「きょう一日は落ち込もうかな」

<アーノルド・パーマー招待 presented by マスターカード 3日目◇7日◇ベイヒルC&L(米フロリダ州)◇7454ヤード・パー72>

トータル2アンダー・17位タイからスタートした松山英樹のムービングデーは、意気消沈のラウンドになった。「ショット、パットともにうまくいかなかった」というなか、コースに吹き込んだ強い風にも苦しめられ、4バーディ・8ボギー・2ダブルボギーという結果に。「80」の“大たたき”で、トータル6オーバー・53位タイまで後退したラウンド後、その悔しさをにじませた。

風速10mを超えることもあり、平均スコアは初日の72.554、2日目の74.084に比べ、この日は75.943。結果的にアンダーパーがわずか1人と、厳しいコンディションのコースに飛び出した松山だったが、セカンドショットをグリーン奥のバンカーに入れたスタートの1番パー4で、この日の結果を占うようなボギーを喫すると、その後の2ホールもボギーと出だしからつまづいた。いずれも2mほどのパーパットを決めることができず、「どうしようもないボギーという感じではない。パーを獲れそうなところからボギーを3つ打ってしまっている」と、不用意なスコアロスという感は否めなかった。

直後の4、5番では連続バーディを奪いもしたが、7番パー3では2オン3パットの“素ダボ”を叩くなど手放した流れは戻らず。前半から「41」と大きなビハインドを背負うと、後半に入っても出だしの10番でのボギーなど、かみ合わないままのラウンドが進んでいった。「最後のほうは少し気持ちが切れてしまった」。最終18番もセカンドショットが池にポチャリ。この日2つ目のダブルボギーというバッドエンドになってしまった。

「突拍子もなく大きなミスが出た」というプレーはさることながら、2017年2月の「ジェネシス・オープン」2日目以来となる「80」という結果には、「いいショットで終わることができれば明日頑張ろうと思えるけど、(18番では)セカンドをミスしてしまった。きょう一日は落ち込もうかなと思います」とやはり堪えた。「グリーンもだいぶ乾いていたし、神経を使いながら打っていたけど、全然うまく打てなかったですね…」など一日を振り返るときには、苦笑いを浮かべるしかなかった。

しかし一度切れた気持ちを、再びつなぎ、明日に向かう。「自分がうまくプレーできればアンダーパーで回ることもできると思う。ただ『80』を打って、バーディを4つ獲る人もなかなかめずらしいと思うし、しっかりと。マスターズも近いので、それに向け、きっかけが見つかるように頑張りたい」。同様のコンディションも予想される最終日だが、先も見据えたプレーを続け、今後の実りにつなげていく。

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)
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