取材の現場から

GOLF Net TV連動「深堀圭一郎 KeyTALK」 第5回 塩見好輝③

「スイングで欲しいのは硬さ…今後は攻めのゴルフを貫きながらパーキープ率も高める!」

深堀圭一郎が、ゴルファー仲間をゲストに招き、
ツアーでの出来事から普段聞けないような話までぶっちゃけトークを展開する「深堀圭一郎 KeyTALK」。
プロゴルファーの素顔に迫るこの番組は、GOLF Net TVで配信しています!
第5回のゲスト、塩見好輝の3回目のトーク。今回はどんな話題?

好輝のスイングを見ると、凄くバネが強い印象。速い振りに、身体が追い付けない感じがあるかも (深堀)

深堀 好輝は、2019年のレギュラーツアーで13試合連続で予選通過しているんだよね。

塩見 14試合しか出場していませんが、初戦の「東建ホームメイトカップ」で予選落ちして以降は、一度も予選落ちはなかったです。平均的に全部が良くて、パターが入れば上位に行ける…みたいな。

深堀 好輝のスイングを見ると、凄くバネが強い印象だよね。

塩見 自分としては「右肩を前に出すイメージ」でスイングしています。

深堀 元々の持ち球は?

塩見 以前はドローヒッターだったんですけど、今はフェードのキャリーが出る球を打ちたいと思っています。スイングで欲しいのは硬さです。現状では、ちょっと柔らか過ぎる気がしています。

深堀 速い振りに、身体が追い付けない感じかもね。


攻めるスタイルがあるから上位で戦える。だからそこは変えたくない (塩見)

深堀 次に2019年のスタッツを分析してみると、サンドセーブ率が約44%(65位)で今ひとつかな。

塩見 自分的には、バンカーは、めっちゃ得意なんですけど(笑)。2019年は難しいライにボールが行ったケースが多くて…。

深堀 それだけ「ピンを攻めた」わけだね。あとは、パーオン率が約65%(29位)で、平均パットも約1.71(32位)だから「まあまあ」だよね。これでサンドセーブが30位ぐらいまで上がってくれば、パーキープ率(約83%・33位)も良くなるし、おそらくバーディも増えると思う。

塩見 パーキープ率は高めたいですね。でも、攻めるスタイルがあるから「上位で戦える」と考えているので、そこは変えたくないんです。攻めた時に、ボギーを打たないようリカバリーしたいですね。

深堀 攻めの心は持ち続けてもらって、野球で言えば遊び球みたいなボールも使えるようになると、一気に伸びる気がする。ここは「狙わなくていいだろう塩見!」みたいな(笑)。例えば、全盛期の尾崎将司さんも、あれだけアグレッシブなプレーヤーなのに「ロングショットはグリーンのセンター」だけしか狙ってこなかった…。まさに「攻めながらスコアを出す」というスタイルだよね。


塩見好輝ってピアスしている奴。そこでも覚えてもらえれば…… (塩見)

深堀 ちなみに、好輝はゴルフクラブに対して何かこだわりはある?

塩見 最近変わりました。例えば、昔からピン型のパターだったんですが、最近はマレットを使用してみたり…。これしかダメというのが無くなりました。色々試して「グリーンではなくパターで合わせる」感じです。

深堀 ドライバーのシャフトなどはどう?

塩見 ドライバーのシャフトは、5年ぐらい変えられない状況なんです。フレックスはXで、重さだけ70g台から60g台に軽くなりました。

深堀 アイアンは、どんなモデルが好み?

塩見 普通のキャビティを使っています。シャフトはフローしていくタイプです。ピッチングがもっとも重くて、4番アイアンが一番軽い形ですね。

深堀 メーカーの「最新モデルが一番いい」と思う人、そして自分のスイングに「クラブが合っていなければ使いたくない」ゴルファーの2タイプに分かれるよね。いずれにしても「繊細でありながらも鈍感力も大事」だと思う。ウェッジは何本?

塩見 3本です。クラブセッティングとしては、ドライバー、3番ウッド、7番ウッド、4番アイアン2本(飛ぶタイプと飛ばないタイプ)からという感じです。

深堀 以前はウッドが少ない人が偉かった時代があったなあ(笑)。好輝はゴルフを離れると、どんな人なの?

塩見 今は家でノンビリするのが一番好きです(笑)。ですから、あんまり出かけませんね。買い物ぐらいは行きますけど…。

深堀 ピアスをしているけど、理由はあるの?

塩見 プロゴルファーは「ピアスしている人がいない」と思い、やってみようかな…と。いわゆる興味本位で始めたんですが「目立つかな」という気持ちもありました。「塩見好輝ってピアスしている奴ね!」という感じで、そこでも覚えてもらえれば…。

深堀 なるほど。鼻とか段々ピアスが増えていく…みたいなのは、さすがに無いよね(笑)。次回も引き続き好輝に、2019年「日本オープン」の最終日、首位で迎えたラスト5ホールの失速の真相などについて聞いていきます。



~ 次回に続く ~


■プロフィール
・深堀圭一郎/ふかぼり・けいいちろう
1968年10月9日生まれ、東京都出身。1992年にプロへ転向。ツアー通算8勝。ラテール・エンタプライズ所属。

・塩見好輝/しおみ・こうき
1990年9月4日生まれ、大阪府出身。東北福祉大学で主将を務め、2012年には『全国大学対抗戦』など5つの団体タイトルを獲得。その後、プロデビュー2年目の2014年に初シードを手にするが翌年シード落ち。2020年はシード復帰を果たし、今後の活躍が期待されている。国際スポーツ振興協会所属
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