取材の現場から

丸山茂樹を突如襲った左肩の腱板断裂 20年は五輪HCとリハビリに専念!?

昨年の12月22日、丸山茂樹が主宰する〈一般財団法人丸山茂樹ジュニアファンデーション〉が、小学生を対象とした「丸山Jr. Xmasゴルフ in PGMゴルフアカデミー銀座」を開催した。当日は、時松隆晃、渡邉彩香といったツアープロも参加し、シミュレーションゴルフを使ったニアピンやドラコン、エキシビジョンマッチなどで盛り上がった。

同ファンデーションは様々な企業や団体からサポートされているが、昨年から新たに米PGAツアーも加わったという。寄付だけでなく、ZOZOチャンピオンシップのチケットをプレゼントしてもらったとのこと。

「われわれにとっては非常にありがたいこと」と笑顔を見せた丸山だが、自身のことを聞かれると、急に表情が曇る。聞けば、昨年11月、プライベートでのラウンド中に左肩の腱板を断裂したというのだ。

「左腕が肩よりも高く上がらない状態です。正直、支障なく日常生活を送れる程度に戻すことが今の目標です」

治療法としては、内視鏡を入れて手術を行うと回復に時間がかかるため、PRP(多血小板血しょう)療法か幹細胞治療のどちらかを選択する予定だ。それでも、完全に治る保証はなく、地道なリハビリを1年以上は続けることになる。出場を検討していた今季の米チャンピオンズツアーどころか、国内シニアツアー参戦も難しくなった。

「せっかくベースボールグリップに馴染み始めてきて、このオフはしっかりと練習する予定だったのに……」

左手親指のケガをカバーするための新グリップだったが、ハーフショットしかできない状況では、それも生かし切れない。まさに夢と希望を打ち砕かれた丸山だが、五輪代表チームのヘッドコーチを務めることに関しては支障ないという。

「皆、いい状態で大会に臨めるように祈るだけです」

シニアでの活躍が期待された丸山だが、今季はリハビリと五輪ヘッドコーチに専念することになりそうだ。

(ゴルフライター・山西英希)
※週刊パーゴルフ2020年1月21・28日号「芝目八目」より

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