取材の現場から

パターをボールに当てるだけでカップに入る!夢のボールを開発したのは、なぜか日産自動車!?

どんなグリーンでも1パット!そんな夢のようなボールが開発された。

実はこれ、日産自動車の自動運転システム「プロパイロット2.0」の技術を応用して作られたもの。「プロパイロット2.0」は、車線変更や追い越しなど、目的地(高速道路出口)までの様々な運転アシストを可能にしたシステムだが、このゴルフボールも、軽く打つだけで、あとはボールが目的地(カップ)までドライブ(カップイン)していく。

「簡単にいうと、まず、上空に設置したカメラでグリーンを認識し、どの地点を通ってカップに到達するかをプログラミングします。そのデータをボールに内蔵した小さなロボットに伝送し、あとはプログラミングされたとおりに動く、という仕組みです。繊細なロボットが入っているので衝撃に弱く、あくまで軽く当てる必要がありますし、内臓されたモーターの問題で極端な上りは苦手です。ただ、通常のグリーンなら必ずカップインしますから、ゴルファーにとっては夢のあるボールですよね」(テクニカルディレクション担当:横田佳祐氏)
夢のボール
夢のボール
自動運転システムのプロモーション用に開発されたとはいえ、技術の進歩に驚きを禁じ得ないこのボール。ただ、みんながみんな1パットでは、そもそもパットをする必要がなくなるのも事実。耐久性などの面から実用化はまだまだ先のようだが、将来的には、こんな夢のボールがゴルファーからパッティングの楽しみを奪う日が来るかも!?

(本誌・和田泰史)
※週刊パーゴルフ2019年9月17日号「芝目八目」より

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