取材の現場から

勝みなみ、ショットはいいのにパターが…

ヤマハレディースオープン葛城の3日目。3日連続で晴天に恵まれているが、やはり今日も時折吹く強烈な風によりスコアを落とす選手が続出した。この日、アンダーでまわったのは70人中わずか6人。そのなかに勝みなみの名前があった。3バーディ、1ボギーの「70」、2つスコアを伸ばしてトータル3オーバー、10位タイにつけている。

昨年大会では、初日イーブン、2日目1オーバー、3日目1オーバー。しかし、最終日に6つスコアを落とし、トータル8オーバー・31位タイと順位を落とした。勝にとってはこの大会で今日が初のアンダーだ。

「今日はショットがちょっと曲がってしまって、バンカーに入ったりとか、難しい場面もあったんですけど、そこからグリーンの手前までもっていって、アプローチで寄せてパーっていうのがたくさんあって、よく粘ったなかなと思います」

ホールアウト後、勝は入念なパット練習を行った。レフティのパターを使ったり、クロウグリップで握ってみたり、ひもを両腕に通して打ってみたり……。2時間近くパット練習に時間を割いた。どんな調整を行ったのか、勝に聞いてみると、

「引っかけが多かったんです。ちょっとフェースがいつもよりかぶっているんじゃないかなというのに気づいて。ショットの調子がいいのに、パターが入らなくてにスコアを損しちゃっているので、その確認のためにいろいろ試しました。でも、まだ少し違和感があるので、ホテルに戻ってからまら調整します」

明日の最終日への意気込みを聞くと、
「アプローチもすごくよくなってきているんで、朝、スタート前にしっかり確認します。あとはドライバーが曲がると大変なところが何か所かあるので、そこでフェアウェイ、もしくは打てるところにボールを置くこと。あとは調整中のパットですね。パーでしのぐことがこのコースは大事だと思いますし、それを意識しながらパーがとれるところにおいて、チャンスがきたらバーディっていうプレーができたら最高かなと思います」

3月に行われた「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」でも、パットに不安を抱えながらも最終日に猛チャージをかけ、2位タイで終えた勝。そのとき「調子が良くはなくてもスコアを伸ばせた。次の試合、その次の試合へつながると思います」と話していたが、明日の最終日もチャンスでバーディを奪い、スコアを一つでも伸ばすことができるか。