取材の現場から

日本人ぽい名前のカート・キタヤマが欧州2勝 カリフォルニア生まれの米国人だがルーツは?

2月28日~3月3日に行われた欧州男子ツアー「オマーンオープン」で、日系米国人のカート・キタヤマが昨年12月の「アフラシアバンク・モーリシャスオープン」に続き、欧州ツアー2勝目を挙げた。

現在26歳のキタヤマは、アダム・スコット、ライアン・ムーアらを輩出した名門・ネバダ大学ラスベガス校出身。卒業後の2015年にプロ転向。16年から米下部ツアーに参戦するも成績が振るわず。18年はアジアンツアーに戦いの場を求め、「SMBCシンガポールオープン」や「アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ」では日本ツアーにも出場。後者では4位タイに入っている。18年アジアンツアーを賞金ランキング8位の好成績で終えると、11月には欧州ツアーQTに挑戦。3位タイに入って出場権を得ると、欧州参戦2戦目、前出のモーリシャスオープンで優勝したシンデレラボーイだ。

そのキタヤマは昨年、本誌の取材に応え、その経歴とルーツを明かしてくれていた。生まれはカリフォルニアだが、もちろんルーツは日本。父は日系米国人、母は和歌山県の出身で、多くの親族が同県で暮らしているという。

「最後に日本に行ったのは、高校を卒業した11年です。母も故郷に行きたがっているので、日本の試合に出られればいいですね」と、日本への思いを語っていた。ちなみに日本語はほとんど話せないそうで、「オハヨウゴザイマス、アリガトウ、それぐらいですね」とのこと。

オマーンでの優勝で、欧州ツアーのポイントランキングである「レース・トゥ・ドバイ」では4位にランクインしたキタヤマ。世界ランキングも前週の206位から105位へとジャンプアップしている。さらなるシンデレラストーリーに期待しよう。

(本誌ニュース班)
文・編集部 ※2019年3月26日号「芝目八目」より

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