取材の現場から

「寒くて寒くて…」風に押されながらも踏みとどまり 野村敏京が3打差で最終日へ

<ISPSハンダ・ヴィックオープン 3日目◇9日◇13thビーチゴルフリンクス ビーチコース、オーストラリア(6479ヤード・パー72)>

トータル11アンダー・2位から出た野村敏京は、牙をむく強い風に苦戦しながらも優勝争いに食らいついた。

この日は朝から降ったりやんだりを繰り返す雨に加え、平均風速は約13m/秒、瞬間最大風速は17m/秒という厳しい天候が選手たちを襲った。「雨で濡れたまま風も冷たくて。パットのストロークも風で揺れてうまく出来なかったし、寒くて寒くて大変でした」と、まずはため息がもれる。

「イーブンパーだったら最高だと思っていた。上位争いより守るゴルフで行くつもりだったけど、それも難しかった」というほど過酷な状況の中、2バーディ・6ボギーの「76」と4打後退。それでも首位とは3打差の単独4位と、優勝を視野に捉えたまま最終日を迎える。

昨年の8月に腰の痛みのためツアーから離脱。復帰戦での優勝争いに「去年と比べると全然レベルアップしたと思う。それで満足せずに、明日も楽しんで頑張りたい」と、久しぶりとなる最終日を笑顔で迎える。(文・谷口愛純)

記事提供:ALBA.Net(GGMグループ)