坂田信弘のラウンド進化論 アドレスは柔軟に変え、フィニッシュは不変を守る

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(6月22・29日合併号)では「ツクシのごとく真っすぐ伸びるゴルファーであれ」を掲載!
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旅先の日本各地に書を残す書家がいたと聞く。墨を落とす紙の大きさと質は、そのとき次第。ゴルフもそうだと思う。一期一会の覚悟は必要。一期一会は出会いと別れ。風、距離、足元の傾斜、硬さ、そしてプレッシャー。すべてにおいて同じ出合いはないと思う。ならばスイングの形に対する執着、一度手放してみてはいかがだろう。

ボール位置が変わればスイングが変わる

 ゴルフは一期一会だ。

 今から打つショットは、生涯において一度きりのもの。同じライ、同じ風、同じ精神状態との出合いはないと思う。

 9ホール終わって、10ホール目のティショットをミスする。それまで合っていた距離感が急にズレ始める。

 そのミスは、形にこだわりすぎているが故に起きる。過去を大事にすれば防衛的になる。未来ばかり見ようとすれば、今が粗末になる。

 そんなときは形への執着を捨て、目の前の一打に最適のスイングをすればいいと考えたい。

 アドレスも常に一期一会だ。ボール位置を少し右に寄せるか左に寄せるかで、すべてが変わる。球位置が変われば右手の使い方が変わりスイングが変わる。

 コースの見え方も変わる。球を右寄りにセットすれば、構えたときにコースの右サイドがよく見える。左に置けば左サイドがよく見える。

 ボール位置は一夜明ければ変わる。体調、スイングの大きさ、リズムに、自信、不安、緊張が変わってくる。それでもその日のボール位置は、スタート前に決めておいたほうがいい。

 練習場でも、1番ティの片隅でも構わない。左右のカカトをつけてツマ先を30度開くジャイロで構える。このとき、左右のツマ先延長線上にそれぞれボールを置く。そして、どちらの球に合わせて構えたときに首筋が立ちやすいかを探る。

 首筋を立てればインパクトの先10センチ、フォロースルーが直線になる。

 インパクト前10センチの直線は飛距離を生み、インパクト後10センチの直線は方向を生む。首筋が立つ球位置を探すことは、曲げないスイング誕生につながるのです。

 右ツマ先の延長線上にティアップした球をドライバーで打つのは難しい。ただ、今日のボール位置は右寄りか左寄りかを探る手段とお考えいただきたい。

 そのうえで、「今日はどうも球が右に行く」という日は、ボール位置を左に寄せていけばいい。ボール位置への意識はいります。飛距離と方向、乱れているときほど。

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