坂田信弘のラウンド進化論 緊張時に出るスライスはトップの高さを維持して直す

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(3月16日号)では「60歳以上の飛距離アップは球と体の距離を見直す」を掲載!
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坂田塾神戸校の安田祐香が中学3年生のときだった。「塾長、練習ラウンドでは真っすぐ飛ぶのに、試合になると曲がります。引っかけ球ばかりです」と相談してきた。そのとき、安田に教えたことを読者諸兄にもお伝えする。

フェアウェイの端狙いはスイングを悪くする

 スライスやフックが出始めると止まらない。緊張するほどに曲がり幅は大きくなってゆく。練習場では真っすぐ飛んでいたが、本番になると曲がりだす。

 坂田塾神戸校の安田祐香もそうであった。試合になると引っかけ球が出ていた。

 スライスやフックのクセを持つ人が、スコアをまとめるためにやりがちなのは目標をフェアウェイの端にとるという対処法だ。

 スライサーであればフェアウェイ左端、フック打ちなら右端を狙い、そこからフェアウェイ確保を狙う。

 また、「フェアウェイを広く使える」と、ギリギリ狙いを推奨する教えもあるが、これは得少なく、損多き考えであると思う。

 スライサーが左端を狙えばなおのこと、スライススイングになっていくからだ。フック打ちも同様。右を狙うほどにフックの度合いはひどくなっていく。

 スライス、フックが直らぬ根本原因をひもとけば、横振りスイングに行き着く。

 どのようなスイングであっても、練習場でのスイングが己にとってベストのスイングと考えたい。なぜならば10球中1球の確率ならいい球、納得できる球は出るからだ。だがコースだと10球中1球の球は出ない。出るは暴れ球、乱れ球、悲観の球ばかりである。

 コースに出るとどこが変わるかと申せば、トップスイングとフィニッシュの高さだ。練習場のトップやフィニッシュより低くなるから、横振りとなってコースで球が曲がる。それなのにフェアウェイの端を狙えばスイングはますます横振り、そして萎縮した小さなスイングとなり高さも失われる。

 ハザードがない限り、フェアウェイの端を狙うツアープロなどいない。狙いの基本は常にフェアウェイど真ん中だ。ゴルフは人間のやるスポーツ。魔人のスポーツではない。ハンディ36の方も、ツアープロも人間。その基本思考は同じと思う。できる、できないを問えば基本は傾く。

 ツアーで戦うプロたちが実践している基本を学んでいただきたい。それが最もプレッシャーに強く、結果を残せるやり方なのであります。

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