坂田信弘のラウンド進化論 距離のズレはアドレスの目線で正す

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

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60歳を過ぎて自覚したこと一つあり。妥協の数が増えた。ここで怒っても仕方ない、と思う。妥協の結果、物事がうまく進むか進まぬかは半々。ならば妥協もよき選択であろうという気はするだがゴルフに関する限り、妥協していいことは何もない。特にアプローチの距離のズレは、妥協しないほうがいい。

目線がズレると距離がズレる

 若いころは直感で距離を定めた。ゴルフを始めたときからプロテストに合格するまで、歩測した記憶なしである。そもそも歩測を知らなかった。ヤーデージの表示と直感だけでゴルフをやっていた。

 アジアサーキット参戦時、歩測の存在を知った。100ヤード打つならこのスイングの大きさと振りのスピードで、というのを覚えた。サンドウェッジで打つ100ヤード、ピッチングウェッジで打つ100ヤード。それぞれの振りを覚えた。

 対応力が出て、そこに技術が生まれた。直感と知恵が重なった。

 60歳を過ぎた辺りから直感力が鈍ってきた。丁寧さが落ちてきた。70ヤード、構えたときにその距離に違和感を覚えても面倒くさい気持ちが勝り、アドレスを解くことはしなくなった。

 70ヤードの感覚のまま打って10ヤード距離がズレても、それはそれでゴルフと思うようになった。

 よくいえば妥協。

 悪くいっても妥協だ。

 その妥協がいい結果を生むかと申せば、あしき結果しか出なかった。

 アプローチにおける距離のズレはゴルフの流れを崩す。60歳以上のゴルフには丁寧さが必要と思う。

 距離のズレが生じる原因の一つは目線のズレだ。

 球の横に立ち、目線を水平にして狙いどころを見る。

 そして構える。もう一度狙いどころを見る。このとき、先ほどの目線より高くなれば、オーバーの確率高まる。目線が上がれば、高い球で飛距離を稼ごうとして強く打つ本能が働くが故にだ。

 反対にアドレス前よりも目線が下がれば、ショートして目標には届かない。

 ちなみに打ち下ろしでは目線が上がりがちでオーバーしやすく、打ち上げのときは目線が下がりショートしやすい傾向生じると思う。

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