坂田信弘のラウンド進化論 UTにはスイングタイプ別に最適の打ち方が存在する

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(1月5・12日合併号)では「100ヤード以内を確実にオングリーンさせる」を掲載!
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プロゴルファーも使っているユーティリティクラブ。特に女子プロの使用率が高いのは、読者諸兄もご存じだと思う。ユーティリティの利点は、やさしさと安定感。フェアウェイはもちろん、ラフや斜面などさまざまな場所からでも打っていける。13本のクラブ中、順応力を最も持つのはユーティリティだと思うが、そのユーティリティの打ち方には一つの要領があります。

オープン or シャット? どちらが合うかは腕の使いようで決まる

 ユーティリティはフェアウェイウッドと比べると、構えたときにフェース面を見やすい、という特徴がある。3番ウッドでは見えにくいフェース面が見える。当然、ロフトも見える。となればシャフトを短く感じる。ユーティリティの持つ武器は、そこから生まれる自信にあるような気がします。

「球が上がる」という安心感を持って構えられるのは大きな利点だ。

 ちなみに近ごろのアイアンはストロングロフトに突っ走っているが、要は昔の3番アイアンが5番アイアンになっているだけのこと。

 5番だと思っていても3番アイアンのロフトなら飛距離は出る。だが、使う難しさは増す。

 そこへ向かってきてのユーティリティである。やさしくラクに球が上がるユーティリティなら斜面からでも打っていける。使わなければ損だ。

 ユーティリティの打ち方です。

 大事なのはバックスイングの始動だ。フェースを開きながら上げるか、閉じながら上げるか。フェースの向きを意識していただきたい。

 アドレスはスクエア構え。右グリップも左グリップも人さし指からテークバックを始動すれば、フェースは開きながら上がっていく。反対に小指側から始動させればシャットに上がる。

 どちらの始動が向いているかは、その人のスイングタイプによって異なる。左腕をピンと伸ばしてスイングする人は開いて上げたほうがいい。ヒジや手首を曲げて担ぎ上げるタイプの人は閉じて上げたほうがいい。

 ゴルフスイングは左腕を伸ばして振るのが理想ではあるが、年を取ってくるとそうもいっていられない。私も53~54歳ごろから無意識のうちに左腕が曲がるようになっていた。体が回らなくなったぶん、ヒジを曲げることで左腕のタメを生み、トップの高さを守ろうとした。スイングの連続写真を撮るときには伸ばすように意識したが、実際は腕が曲がっていた。伸ばすことを意識するとゴルフにならなかった。

 ヒジが曲がるなら曲がる形のまま打っていけばいい、と思った。バックスイングをシャットに上げればよかった。

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