坂田信弘のラウンド進化論 少ない練習球数で得意球にたどり着く

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(12月8日号)では「安全地帯はグリーン奥にある」を掲載!
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2020年の女子ツアーが開幕する。小学3年生のときに坂田塾神戸校に入塾した安田祐香も参戦する。小学6年生の夏、安田のゴルフに大きな変化が生じた。その変化を生んだのは、球1球の志であった。

何割の確率で得意球を打てるかを知る

 昨年のプロテストに通った安田祐香は幼いころから現在まで、細身だ。同学年の塾生の中でも飛距離が出るほうではなかったが、常に強振するコースラウンド、芯どらえの確率はずぬけていた。故に曲がらないティショットを打ち、その飛距離は安定していた。

 私は思った。この子にはプロツアーでやっていける才能がある、と。

 安田は18ホールを球1球で回っていた。安田は球1球で18ホールプレーしても、大きな傷はつけなかった。1球に対する集中力が高かった。練習場よりもラウンド時のほうが芯どらえの確率は高かった。小学6年生にしてである。

 ラウンド時の球1球への集中力。

 飛ばない、でも曲がらない。曲がり球打つとすれば引っかけ球だけだったが、それとて大曲がりする球ではなかった。

 集中力を高める練習は、得意のクラブで自分の得意球を打てばいい。

 10球打って何球思いどおりの球を打てるか。その割合を常に確認する。

 7割の確率ならハンディキャップは5。8割ならハンディキャップは3。9割でハンディキャップ0、10割ならプロになれる。

 得意球打てる確率を把握しておき、ラウンド前の練習でもまず得意クラブで得意の球筋を打つ。日ごろの確率が6割なら、6割打てる練習をすればいい。サンドウェッジでの体慣らしから入って徐々に長いクラブを持ち、最後にアプローチで仕上げる練習は決してよい方法ではない。

 スタート前の練習はヘッドの動きの確認と体の動き、そして自信の確保である。

 30球打っても40球打っても得意の球筋が出ない日は、絶不調と覚悟すべきだ。球1球で得意の球筋が出たら、もうスタート前の練習の必要はない。

「1発目からフェースに球が乗った感触が出た」というなら、その日のゴルフは完成している。その後も打ち続ければ、調子は落ちていくだけだ。

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