坂田信弘のラウンド進化論 曲げずに飛ばすにはフォローで左手親指を立てる

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(10月27日号)では「60歳を過ぎたらピンに向かって打っていく」を掲載!
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練習場で球を打つのとコースで球を打つのは目的が違う。練習場ではスイングを作る。コースではスコアをつくる。当然、求めるものが違う故、飛距離を出すための方策もまた異なっていくのです。

実戦では方向を最優先する

 65歳すぎからの飛距離アップ手段。読者諸兄にお勧めするのは、インパクト直後に左ヒジを絞り、左手甲を地面に向ける意識である。

 左手甲を下に向けるといっても、スイングの中の一瞬のことであり、実際に左手甲が下を向くことはない。

 何を変えたいかと申せば、左肩の動きである。必要以上に左肩が開けば球は曲がり、飛距離も落ちる。この「必要以上の動き」の阻止が、ゴルフスイング作りにおいて大切なものとなっているのです。

 結果、フォロースルーのスイング弧が拡大し、フォローで右ヒザがしっかり動くようにはなります。下半身を動かそう、スイングスピードを上げよう、といった意識をせずとも、自動的にスイングのスピードは増していく。

 このスイングから放たれる打球は中弾道。ライナー性のボールだ。

 左手甲の地面向けは、練習場での飛距離を伸ばすための方法である。

 コースラウンドには傾斜がある。プレッシャーがくる。左手を寝かせようとすれば足元がヨタる危険がある。

 となれば飛距離が伸びるどころか芯どらえの確率が下がり、ダフリやトップなどのミスも生じる。

 練習場で要領を十分把握できたうえでの、その感覚の実戦的投入を勧めます。

 もう一つ。

 実戦におけるスイングでは、肩が開くか残るかという問題以上に、フェースがどこを向いているかということが重要となる。

 左手甲を下に向ける意識では、フェースの向きがズレかねない。それは方向性をコントロールできないということであり、特にアイアンショットでは致命的といえる。

 実戦で大事なのは一に方向、二に距離のコントロールである。距離のコントロールはできても方向のコントロールできないという方は、極めて少ない異例の状況と思う。

 150ヤード以内の方向のコントロールができればハンディ9にはなれる。たとえ飛距離が前後20ヤードバラついてもだ。いいスコアを出すうえにおいて、必要なのは方向第一である。

 方向と距離、どちらを大事にするべきかと申せば方向のコントロールであります。

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