坂田信弘のラウンド進化論 飛距離を望むならスイングを拡大せよ

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(9月15日号)では「スイングの気は足元に宿す」を掲載!
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私の経験で申せば60歳と65歳のゴルフスイングには大きな隔たりがあった。60歳までは意識とスイングが一致していた。65歳になると意識とスイングの間に乖離が生じた。65歳前後で生じる意識とスイングのズレを放置するか、解消に努めるか。ここでの工夫が65歳を過ぎてからの飛距離に大きな影響を与えるのでは、と思います。

大きなフィニッシュには強い張筋がいる

 ゴルフスイングは、突き詰めれば動きの単純さと大きさとスピードであろう。

 私の経験なれど、55歳までであれば己のヘッド軌道、己のスイング弧、そして己のスイングスピードを意識下に置くことはできた。ままならぬはグリーン上だけだった。60歳になっても大きな変化はなかった。

 ところが61歳を過ぎると、スイングの大きさ、スイングのスピードと意識の間にズレが生じていった。最初は気になったり気にならなかったりの小さなズレだった。そして、65歳を過ぎてから顕著化した。

 大きく振り上げているつもりでもトップは小さく、力を入れているつもりでも飛距離は変わらず、速く振っているつもりでも周りからは同じ振りといわれた。そのときがきたと思った。

 若きも老いも理想はコンパクトなトップスイングから大きなフィニッシュへ振っていく、移行するスイングである。

 コンパクトなトップから大きなフィニッシュへ振っていくには体幹の筋肉、それも張筋(ちょうきん)の強さがいる。縮める筋肉ではなく張る筋肉だ。

 張筋は加齢とともに、その力を失う。それ故、61歳を過ぎるとコンパクトなトップから大きなフィニッシュへの移行は難しくなり、コンパクトなトップから生まれるのは小さなフィニッシュとなってしまう。

 それを己の限界と諦めるか。あるいは、まだまだできると思うかで1カ月先、6カ月先、1年先は変わってゆくと思うのです。

 限界は存在すると思う。

 最初から「一日の練習は500球が限界」と、自分で決めた球数に限界点を求めるか。球を叩くことが好きという気持ちで球を打ち、気づいたら一日500球打っていた、を限界点とするかだが、好きで打っていたときの練習がよき未来を生んでゆくような気がするのです。

 なぜならば、好きで打っていた500球のほうがフィニッシュを大きくしているからであります。

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