坂田信弘のラウンド進化論 バンカーショットはシャフトのしなりを消す

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
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グリーン周辺のバンカーにつかまる。このとき「ああ、バンカーは苦手だ」と嘆くか、「ビシッとOKの距離、悪くても1ピン以内に寄せてやる」と強気の姿勢でバンカー内の球に向かうのだが、いずれの気持ちも大叩きの危険性を秘める。バンカーショットに臨む手順、そして打ち方のコツを2週にわたって紹介します。

バンカーはライがよければフェアウェイよりやさしい

 ピンまで35ヤードと長い距離のバンカーショット。

 バンカーからはエクスプロージョンショットと思い込んでいる方は多いそうだ。

 しかし、ゴルフの基本はクリーンヒットである。フェアウェイもラフもバンカーもクリーンヒットが基本。ただしラフだけはヘッドとボールの間に芝が入るので、クリーンに打つのは無理だ。クリーンに打てないと、予測しにくい距離と方向が生じる。当然、ボギーもダボも出やすくなりましょう。

 だがバンカーからなら、クリーンに打てる。難しいことなど何もない。その理由は、ボールの手前に邪魔なものは何一つないのだから。

 むろん目玉になっていたり、足跡にボールが入っていたりすると、ボールの手前の小さな砂の塊は小さなハザードとなって難度は上がるが、ライさえよければ本当はやさしいショットなのです。

 一番怖いのは先入観と苦手意識である。その二つの意識がスイングを変える。もちろん、悪いほうへだ。

「バンカーショットは難しい」と思い込めば、恐怖心がバンカーショットを難しくしていく。

 もう一つ。バンカーショットの難易度を上げていることがある。

「必ず寄せなければ」のプレッシャーだ。「ここから2打でいく」と思えば、緊張は高まる。

 まずは目の前の1打である。優先順位の第一は出すことである。ピン10メートルに乗せることを考える。自分なら5メートルに寄せられる自信があれば5メートルを目指せばいい。

 ゴルフにおける目標は人それぞれであろう。技量に応じた目標と希望・願望はあって当然。できぬことを目指すより、できることを目指すが実利的、実戦的と思う。

 ずーっと昔にできたことを目指すより、昨日今日、一週間前にできたことを目指すが最善、と私は考える。

 己の実力と求める結果の乖離(かいり)が大きいほど、予期不安は増す。事は簡単がいい。狙いと結果が一致するのはハンディ14までであろう。己の目標を見誤るとドカ叩きは生じる。

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