自分が“うで体”と“あし体”のどちらかであるかは前回のチェック法で判断できたことでしょう。今回より、いよいよ自分のタイプに合ったスイングについて考えていきます。タイプに合わない構えや動作はパフォーマンス向上を妨げますから、両タイプの動きを混ぜないように注意してください。
解説
アスリートコンサルタント
鴻江寿治(こうのえ・ひさお)氏
鴻江スポーツアカデミー代表。1966年生まれ、福岡県出身。東京オリンピック日本代表トレーナーで、人の体は「うで体」と「あし体」に分類されるとする鴻江理論から『骨幹理論』を確立。ソフトボールの上野由岐子選手をはじめ、幾多の種目のトップアスリートを指導するスポーツトレーナー
聞き手
パーゴルフ編集部の長老・
N澤
80台もあれば100叩きもある中年。趣味はスイング理論を試すこと

『あなたは、うで体? あし体?』(鴻江寿治著、集英社刊)では王貞治氏が「現役時代に鴻江さんと会いたかった」と言葉を寄せている。理論の素晴らしさを裏づけた推薦文だ
★多岐亡羊とは……学問の道が多方面になりすぎて、容易に真理を得難いこと。また、道がたくさんあってどれを選んだらよいのか思案にあまること。(大辞林より)
取材/文・舟山俊之
写真・村上航、田中宏幸
イラスト・庄司猛、いけべけんいち
取材協力・フェニックスゴルフアカデミー、ダイナミックゴルフ波多江
デザイン・HANA*Co
※週刊パーゴルフ(2020年7月7・14日合併号)掲載