坂田信弘のラウンド進化論 65歳を過ぎたら右足カカト体重+ジャイロが有効

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(5月26・6月2日合併号)では「一気集中型の広葉樹か、努力平均維持型の針葉樹か、
どちらのタイプであるかを見極める」を掲載!
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ゴルフは高いトップ、高いフィニッシュを理想とするが、65歳を過ぎると体をねじる力は弱まっていく。それは老いである。しかし、球に当てて終わりのスイングだと飛距離は出ないし、曲がりも大きくなる。小さくてもいいからフィニッシュはとりたい。65歳を過ぎてフィニッシュをとるには、両カカトをつけて振る回転態スイング、「ジャイロ」が最善なのではと思う。

樋口久子さんの変則打法は回転態スイングだった

 私が「回転態」という言葉を使い、そして「ジャイロスイング」を提唱したのは約15年前。それ以前、腰の回転は45度、肩の回転は90度。そのねじれ差による捻転の力と体重移動の力で打っていくことが常識とされていた。それに対し、ジャイロは全身を回す回転力で打っていくスイングである。

 特徴は狭いスタンスだ。両のカカトをつけてアドレスし、右から左への体重移動の力の少ないスイングである。

 15年前、理解する人は少なかった。「そんな打ち方は邪道だ。それで球が飛ぶのか!?」と、いわれた。だが今のプロゴルファー、特に女子プロのスイングは捻転態から回転態へと移行している。米国の男子ツアーも移行の途中である。

 世界で最初に回転態で打っていたのは樋口久子さんであると思う。当時は理論立てて解説されることはなく「変則打法」と呼ばれた。だが現代の回転態理論に沿ったスイングだった。

 回転がスムーズだから、目いっぱいの力で振っても軽く振っているように見えた。回転態は左にも右にもカベをつくらず、狭きスタンスの割にはヒザの動きは大きい。樋口さんはバックスイングで左足カカトを大きく浮かせていた。

 米ツアーで戦い、メジャーを勝つのは大変なことだ。樋口さんは40年以上前、回転態スイングで全米女子プロを制したのである。

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