坂田信弘のラウンド進化論 体を痛めにくいのは横振りより縦振り

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(5月12・19日合併号)では「“ヒザ閉じジャイロ”で背中を使って飛ばそう」を掲載!
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人間の体の構造を理解できたうえでのスイング理論と、その指導であればアップライトスイングを基本と考えるだろう。頭よりも高いトップ位置とフィニッシュ位置のスイングだと筋肉への負担は少なく、球数を打ってもケガをしにくいからだ。ゴルフスイングには捻りとねじりの動きが生じる。その動きが筋肉への負荷を生む横振りは負荷多き動きであり、ケガ生じやすい動きでもある。子どもたちに低いトップと低いフィニッシュを強要する指導者は無責任だと思う。

一気のスイング変化がケガにつながる

 坂田塾ではケガをしないことを第一目標にスイングを教えてきた。

 ところが昨年の3月まで坂田塾生であり、4月から大手前大学に進学した安田祐香が腰を痛めた。

 痛みの兆候は昨年の秋に出ていた。坂田塾以外の場所で練習の機会があり、そこで一気にスイングを変えようとしたのだ。

 スイングを変えるのは悪いことではない。子どもたちは貪欲だし、やれば何でもできると思っている。無論やればいい。しかし、一気の変化は体に大きな負担をかける。

 徐々に変えていけば大きな問題にはならないが、急激なスイングの変化はケガを生む。それが分かっているから、坂田塾熊本校1期生である古閑美保の時代から、

「私以外の人間のいうことは聞くな。聞けばケガをするぞ」

 と、言い続けてきた。実際、塾を離れて数年後、スイングを変え体を痛め、ゴルフをやめていった塾出身者は、熊本、札幌、福岡、東海、神戸、船橋の各塾10人はいると聞く。

 安田が腰を痛めた。

 安田のスイング変化は一目瞭然。縦に振っていたスイングを、横に振ろうとしていたのである。

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