坂田信弘のラウンド進化論 思考脳を育てるには優先順位を持たねばならぬ

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(4月21日号)では「ケガから逃げればケガは追いかけてくる」を掲載!
その他の週刊パーゴルフ4月21日号のラインアップはコチラ!


1993(平成5)年、熊本に坂田ジュニアゴルフ塾開塾。最初はスイングと挨拶しか教えなかったが、すぐにそれではダメだと気づいた。また、球を叩く以外、何もできぬ人間にはしたくなかった。ゴルフを通じ「体・技・心」それぞれを教えようと考えた。

「夕食は何でもいい」という塾生たちに対して

 坂田塾熊本校の1期生、古閑美保や成田いづみを初めて合宿へ連れていったときのことだ。合宿地は阿蘇のゴルフ場であった。

 合宿の初日、「今日の夕食、何を食べたい?」

 と、聞いた。

 合宿参加者14人全員、「何でもいいです」 と答えてきた。子どもながらの遠慮もあったと思うが、自己主張のなさを覚えた。

 ゴルフ場のマイクロバスで街へ向かい、大衆食堂へ入った。

 当時、すでに坂田塾はテレビで紹介されていて、地元では有名塾になっていた。食堂の主人も坂田塾のことを知っていた。私は店の主人に頼んだ。

「子どもたちの教育です。協力してくれませんか」

 主人は承知してくれた。私は椅子に座る子どもたちに向かっていった。

「おまえたち、何でもいいんだな?」

 返事が返ってきた。

「はい、いいです! おなかペコペコです!!」

 明るい声だった。私は、

「丼めし14個と塩をお願いします」

 と叫んだ。

 店の方が丼めしと塩を運んできた。子どもたちは「おかずは何ですか?」といった。「おまえたち、何でもいいといっただろう。今日の夕飯はこれだ。お代わりは自由だ。食べろ」

レッスン最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ