坂田信弘のラウンド進化論 スライス、フックはスイングの変化は必要とせず 手首から先で生み出せる球筋であった

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(2月18日号)では「アプローチはあえてヘッドアップする気持ちを持つ」を掲載!
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スライスとフックの打ち分け手段であるが、トップの位置やヘッド軌道など、スイングそのものへの変化で対応するのが一般的であり、疑問なき対応であったと思うが、その対応には難しきものがあった。方向と距離のコントロールが難しかった。ゴルフにおいては簡単こそが最高の技術であると思うが、末端の変化に多くの簡単が宿っていると思う。

「右手の指と指の間の詰め」と「左手の張り」で球筋は変わる

 右手の握りを窮屈と感じるほどの指と指の間を詰めた握りで打てばフックボールが出るし、逆に指と指の間を離して握ればスライスボールが出る。

 右手の握りようでインテンショナルボールが打てるわけだ。

 グリップの握り、初心者のときは指と指の間をピタッとくっつける小さな握りをすることができずに大きく握るから、スライスの出る握りになっている。指と指の間を詰める小さな握りができるようになるのは、ゴルフを始めて1年から3年過ぎたときからだ。

 ところが人によっては、指の間をくっつけたり離したりとグリップを変えても球筋の変わらぬ人がいる。

 そういうとき、どうすればいいかというと、手の甲の張りをつけ加えてやればいいのです。

 ショートスイングのトップで、目標と逆方向へグッと左腕を突き出す。

 すると左手の甲が張る。このときの左手の甲の張りの記憶は必要。

 左手の甲を張れば、フックの球筋は生まれやすくなる。

 もっとフックを強めたいときは、さらに左手の甲を張ってやればいい。左手甲のねじり張りをやれば、ヘッドはシャットに上がる。

 私はフックが好きだ。しかし右手の指と指の間をくっつけて握ってもフック球の出ないときがあった。

 試行のときは続いた。そして左手甲の張りにたどり着いた。指を内側にねじり込むようにしながら左手甲の張りをつくっていけば、フック球筋の出ることを知った。

 ねじりながら左手甲を張ると、左上腕の筋肉が盛り上がる。これがフック球を打つには必要であった。

 上腕を使えばスライスはフックに変わる。

 左手の甲を張ればフック、ねじりながら張れば強いフック球が出た。

 そして右手の指と指の間に隙間のない握りようをすればフックで、指と指の間に隙間を入れて握ればスライス球が出る。

 球筋を変えるのにスイングそのものをいじる必要はない。フック、スライスは手首から先でコントロールできるということ。

 ゴルフを始めたばかりの方はクラブをしっかり振れないので、まずは振ることから覚えないといけない。そして年に数度しかラウンドしない人には難しいことなれど、すでに振りが出来上がっている方なら、手首から先を使った球筋コントロールは非常に有効な手段になるのでは、と思うのです。

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