坂田信弘のラウンド進化論 安易に結果を求めるな

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(2月11日号)では「アゲンストと横風には高い球をぶつけていく」を掲載!
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この連載では、飛距離を伸ばすにはどうすればいいのか、アプローチはどう打つのが最善かを最優先に考えてきた。原因と結果の距離近き手段を最優先としたのです。ただ、プロを目指す坂田塾塾生や大手前大学ゴルフ部の部員に、こうした教え方はしてきませんでした。

教える側に忍耐がないと結果を与えたがる

 坂田塾初期の塾生と今の塾生を比べたとき、今は途中で諦めてしまう子どもの比率、多くなっていると思う。

 15年前まで、私が「高い球質のドローボールを打て」といえば、打てるようになるまで打ち続けていた。ところが2004年以降に入塾してきた子には「自分には打てません。フェードのほうが自分には合っています」と、途中でドローボールを打つことをやめてしまう子が出てきた。04年以降に入塾して5年過ぎた子どもたちであった。

 我慢が難しくなっていると感じた。ゴルフは愛と忍耐を要求する。練習と戦いが好きという気持ちと、望む結果が出ないときの忍耐である。

 今は家庭でも学校でも、結果を教える時期が早まっているような気がします。

 4人兄弟の長男である私は、弟と妹の勉強を見ていた。私のやり方は、

「この問題を解くには、この手順がいる」

 と、解きたい問題の前の前から教えていく方法であった。すぐ下の弟の教えは違った。下の二人に、まず結果を教えた。

「教科書の後ろに答えがあるぞ」

 すると幼い二人はそっちのほうがラクだから、私のすぐ下の弟の教えを好むようになった。

 しかし、答えだけ覚えたって問題は解けない。

 私のすぐ下の弟は面倒くさがり屋だった。勉強好きでもなかった。

 すぐに結果を教えるのは、教える側に忍耐がない証拠だった。

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