坂田信弘のラウンド進化論 アプローチを寄せるにはテンフィンガーで握る

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(1月7・14日合併号)では「65歳からは中弾道の高さで飛ばす」を掲載!
その他の週刊パーゴルフ1月7・14日合併号のラインアップはコチラ!


アプローチはダフらせ打ちを基本と考えたい。クリーンショットはダフらせ打ちができぬ状況のときに用いる第2の手段ととらえるべきである。ピンそばへピタリとつけるには、左手のグリップ圧が大事。左手4本の指、同じ強さで握ることを意識していただきたい。

左手人さし指から小指の4本を均一の力で握る

 アプローチでは球の手前にヘッドを入れる「ダフらせ打ち」が有効となる。中でも距離の長いアプローチは、ダフらせ打ちが効力を発揮する。インパクト後にヘッドスピードが変わらぬダフらせ打ちなら、スイングの大きさで距離をつくることができるし、正確な方向も生みやすいが故にだ。インパクト時の勘打ちよりも距離と方向のバラつきは小さくなる。

 難しいことはない。フェースをスクエアに構え、球の3~5センチ手前にヘッドを入れる意識で振ればいい。

 ご注意願いたいのは、振り幅の大きさである。

 ダウンスイングとフォローの大きさを均等にしているつもりでも、球より手前にヘッドを入れれば、フォロースルーのほうが大きくなるは必然。そのことを度外視して感覚任せでスイングすれば、振り幅が小さく、あるいは大きくもなって飛距離に合わない振りとなる恐れがある。

 きっちりと距離を合わせるには、このショットはどこからどこまでの大きさで振るのか、打つ前にスイングの大きさの想定は必要だ。

 もう一つ。

 左手の指4本の握りの強さに意識を向けていただきたい。アプローチでは人さし指から小指の4本の指を均一な力で握るのが理想。指先握りでは力の入り方が異なったり、指先が強くなってツケ根が弱くなるなど、ちぐはぐになりやすい。ショットはフィンガーで握っている人も、アプローチはパーム握りをお勧めする。

 4本の指の力が均等になりやすいパーム握りなら、手首の動きを抑えたノーコック打ちもできると思う。

 アプローチで手首を使って通用するのは日本の芝生だけだ。欧米の強い芝に対して手首を使ってアプローチしてたんじゃ、インパクト直前・直後にグリップ力の変化が生まれて距離と方向が変わる。インパクト直前に力が入れば本物のダフリ、直後に入ればトップが生じる。

 本物のダフリとダフらせるアプローチは異なるものである。ダフリ打ちはアプローチの基本。本物のダフリは、やっぱりダフリだ。

 パームグリップで握りノーコックでアプローチすれば、球は止まります。

レッスン最新記事一覧

Pargolf Members

すでに会員の方はこちら

最新トピックス


アクセスランキング

ツアー・トーナメント

フォトギャラリー

トーナメントプロ公式サイト・ブログ