坂田信弘のラウンド進化論 ヒザの使い方を見直して飛距離を維持する

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(12月17日号)では「目が持つ気配力をゴルフに生かす」を掲載!
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飛距離より方向性を重視する人であってもコースラウンドすれば、何回かは飛ばしたいと思うときもあるだろう。単なる欲ではなくとも飛距離へのこだわりと執着、捨て去るは難しいと思う。だが自分の飛距離以上を求め続けると、コースラウンドが息苦しくなっていく。そんな経験をお持ちの方もおられるはず。飛距離への欲をミスにつなげぬための発想の転換がいると思うのです。

突然の飛距離アップは無理、ロスを防ぐことを考える

 ゴルフに突然の上達はない、との認識と覚悟は必要と思う。きのうまでは飛距離200ヤードだったのに、今日になったら250ヤード飛んでいたなんて話は夢物語である。

 今日200ヤードであれば、明日も200ヤードが65歳を過ぎた方の飛距離であろう。ただ、突然、球が曲がった、突然シャンクが出始めたなど、逆の突然はある。

 上達の道筋においてゴルフは必然のスポーツと思う。積み重ねた練習の結果、3ヤード、5ヤードと小刻みに飛距離は伸びていく。

 ところがアマチュアの皆さんは、とかく突然を求めたがる。己の飛距離は200ヤードと分かっていながら「ここだけは230ヤード飛ばしたい」とむちゃを願う。そのむちゃがスイングリズムを崩し、本来打てるはずの200ヤードにすら届かなくなる。

 発想を転換していただきたい。ここぞという場面では、

「自分の飛距離は200ヤード。なのにミスして180ヤードしか打てないのはイヤだ」

 と、考えればいい。プラス30ヤードを求めれば苦しくなる。実力どおりの飛距離を求めるなら、苦しさとは無縁だ。それが年の功というものだろう。

 飛距離200ヤードの実力で、200ヤード打つための方法、そしてうまくいけば220ヤードのマグレ当たりも生まれる工夫である。

 まずは左手で「C」の形をつくる。人さし指から小指の4本をくっつけ軽く丸めればいい。ちょうど500ミリリットルのペットボトルをつかむような格好だ。

 その左手の形のまま左腕を伸ばし左右に振る。ボールに対して構えて腕を振り、「C」の輪の中にボールを通すように振っていただきたい。

 左手の「C」の指の形が描くラインは、ヘッド軌道だ。この軌道が球の真上を通過し、真っすぐフォローに出ていくように腕を振れれば、実力どおりの飛距離で打っていける。曲がりもない。

 このとき腕だけ振っても「C」字が描く軌道は真っすぐにはならない。

 左手を真っすぐ出すにはどうすればいいか。左手がボールに向かうとき、ヒザを使う。スイングするときと同様にヒザを動かせば左手は目標に向かって真っすぐ出ていく。左手の軌道が真っすぐになるヒザの動きこそが、正しいニーアクションなのであります。

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