坂田信弘のラウンド進化論 小さなトップで横風の影響を最小限に抑える

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(11月12日号)では「フォローの直線が方向性をつくる」を掲載!
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ゴルフを始めた人のうち、シングルまでたどり着けるのは100人のうち5人ほどか。その先の片手シングル、プラスハンディとなると、さらに確率は落ちていくであろうが、シングルまでたどり着けぬ原因の一つが目標設定と練習のやり方だと思う。遠すぎる目標を思い描き、練習場でいい球を打つための練習をしてしまうからだ。スコアづくりのための練習法、その一例をお伝えします。

近い目標を設定することがゴルフ上達には必須

 初心者レベルで伸び悩むゴルファーと上級者の間にはスコアだけでなく、練習のやり方にも歴然たる違いがある。

 何が違うかと申せば、初心者レベルで伸び悩む方は「練習のための練習」をしているからだ。練習場でいい球を打つために練習している。

 それが少し上達してくると「ラウンドのための練習」になる。その次の段階が「競技のための練習」だ。

 ラウンドも「いいスコアを出すためのラウンド練習」から「試合でいいスコアを出すためのラウンド練習」へと進化していく。

 腕前が上達するのに伴って練習に対する姿勢は変わり、目標も変化していくのが自然であろう。

 故に目標が常に一定であるのは好ましくない。「シングルになる」と遠い目標を目指すのではなく、稽古事、鍛錬事、修行事、継続事、戦い事は、身近な目標を持つべきと思う。

 遠い目標は夢だ。夢は遠くていい。手の届かないところにあっていい。それとは別に近い目標を設定する。

 そこをみんな失敗してしまう。遠い夢だけを目指すから練習が面白くなくなり、惰性の練習が交じり始め、いつしか上達を諦めてしまう。

「シングルになりたい」は夢。夢に固執せず、「スライスを直したい」「100ヤード以内を確実にグリーンオンさせたい」「50センチはカップ中央から入れる」といった目標を設定すればいい。

 そのうえで。

 ティグラウンドに立ったら、まずは風を見る。

 スライス打ちなら、左からの風が吹いていれば当然曲がりは大きくなる。スライサーはリキむほどに左からの風に対して左ヒジを引っ張り、左のヒザが伸びる傾向があるからだ。それで球はますます右に飛んでいく。

 スライサーは左からの風に弱い。フック打ちは右からの風に弱い。

 苦手な風に対して計算できる球が打てるようになればシングルプレーヤーだ。

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