坂田信弘のラウンド進化論 プレッシャーのないゴルフは「残像力」でつくる

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(11月5日号)では「スイングの直線をつくる」を掲載!
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実戦において大事なのは、ヘッドの動くラインを想定することだ。ヘッド軌道を想定する力、そして想定したヘッド軌道をなぞる力。その「残像力」が方向と飛距離をつくり、よきスコアを生んでゆくのです。このこと、私自身の経験から得たものではない。塾生に教えられたものである。その塾生とは安田祐香。

安田にはヘッド軌道が見えていた

昨季、プロツアーでアマチュアながら10試合連続予選通過を果たし、諸見里しのぶが作った日本記録と並んだ安田祐香
昨季、プロツアーでアマチュアながら10試合連続予選通過を果たし、諸見里しのぶが作った日本記録と並んだ安田祐香 【拡大】
「残像力」を私に気づかせた塾生、安田祐香は滝川第二高校の3年生(当時)。

 一昨年日本女子アマを制し、昨年はアマチュアのプロツアー連続予選通過記録トップタイとなる10試合連続通過を果たした神戸塾在籍中のジュニアゴルファーである。

 1993年に坂田塾を開塾し、その後、札幌、福岡、東海、神戸、船橋と2年に1塾のペースで開塾してきたが、そのすべての塾生の中で一番ゴルフ頭のいい子が安田祐香であった。古閑美保や上田桃子の高校時代よりもはるかに客観的思考を強く持つ子である。

 安田が、球の上でヘッドを動かしていた。インパクトの前後50~60センチの距離をだ。

「何をしているんだ?」と聞くと「見えますから」と答えた。

 安田はヘッド軌道が想定できていた。

 これまでの常識であれば、「今のは当たりが少し薄かった」「トップが浅かった」とスイングのことを考えてきた。ところが、安田はそのレベルを超えていた。

 ヘッド軌道は想定できる。あとはその残像にヘッドを合わせて球を打っていくだけだ。

 残像に気持ちを向ければ結果の与えるプレッシャーとは無縁のゴルフができるようになり、悩むことはなくなる。スイングの迷いもない。プレッシャーがない。

 だから「戦うことが楽しいです」と、安田はいった。

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