坂田信弘のラウンド進化論 ダフリ打ちで止める球を打つ

50歳を過ぎると、筋力や柔軟性、瞬発力や反射神経など、体のあらゆる部分がピークのころとは変わってくる。それに対応するには、ゴルフに対する考え方(=ゴルフ脳)を、50歳以上仕様に切り替えることです。

『坂田信弘のラウンド進化論』は、週刊パーゴルフにて連載中!
最新号(10月1日号)では「トラブルショットは『形』で切り抜ける」を掲載!
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ゴルフは持ち球で戦うべき、と申し上げてきた。右に曲がるなら右曲がりの球で押し通す。右曲がり一辺倒なら曲がりの予測はできるし、スコアづくりは容易だ。怖いのは、左にも曲がるし当たり損ねもあるというスイングだ。アプローチしかり、ショートしたりオーバーしたり、左右に散らばっていてはスコアはつくれない。そんなアプローチが苦手な方には、1種類のミスしか出ないダフリ打ちをおすすめする。

クリーンに打とうとするからミスが出やすい

 ピンまで30ヤードのアプローチ。エッジからは5メートル。

 グリーン手前で1キックさせたいところだが、エッジの手前にはマウンドがあり、キックする方向が読めない。ピン手前ならともかく、キャリーで30ヤード以上打てばグリーンの外にまで転がっていきそうな状況下。

 ここはエッジからピンまでの5メートル内に、止まるアプローチがいるだろう。

 打ち方はさまざまある。

 コックを使ってヘッドを鋭角に入れ、鋭角的に抜いていくV字の軌道で振るか、それともノーコックで大きなU字のヘッド軌道で振るか。

 また、クリーンに打つか、少々ダフらせるか。

 ダフったら球は止まらないと思い込んでいるアマチュアの方は多いと聞くが、そうではないのです。

 過去の常識にとらわれすぎないほうがいい。

 ダフリ打ちのアプローチはダフっているぶんフェースとボールの接触時間は長くなる。それだけフェースの溝を使えるということ。球は止まるのです。

 私は研修生時代、球を止めるときにはダフらせた。下が軟らかい場合は、ダフるとヘッドが下に潜ってしまうが、地面が硬いときには実に有効であった。ヘッドが弾かれるほどの硬さであれば球は想定外の飛びざまをするが、ゴルフコースにそんな硬さはありませんでした。

 ダフらせてソールを滑らせて球を止める。ダフリ打ちは、クリーンに打つよりも球は止まります。

 クリーンに打とうとすれば体が突っ込んだり手が先に行ったり、さまざまなミスが出やすい。

 ところがダフリ打ちのアプローチで出るミスは、ショートだけだ。

 ゴルフで大事なのは「この打ち方ならミスは1種類だけ」という打ち方を持っているか否かだ。

 同じプロでも、トッププロと予選を通るか否かのプロとの違いはそこにある。

 トッププロのショットは警戒するべきミスが一つなのに対し、私のような三流半のプロはショートもオーバーもシャンクも警戒せねばならなかった。当然、気持ちの負担は強まり、苦手意識が生じた。

 それがスコアがまとまらぬ原因であった。

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