坂田信弘のラウンド進化論 緊張下でも球が曲がらぬ体重位置を知る

逆体重だと上下の動きがバラバラになる

 研修生時代から、なぜ球は曲がるのか、どうすれば曲がらないのかを考えてきた。

 24歳でゴルフを始めた晩学の徒である。感性、勘、経験だけのゴルフでは不足するもの多すぎた。夜、寝る前の1時間、医学書を読んだ。五輪書を読んだ。思想書も読んだ。学生時代よりも必死に読んだ。スイングする前に大事なものがあった。

 体重のかけ方だ。

 スイングが始まってから体重位置が決まるわけじゃない。体重をどこにかけるかで、ショットの成否7割は決まっていた。

 いい球が打てるかどうか、ミスとはいえぬ球が打てるかどうかは体重位置次第だった。練習場ならば、体重位置を細かく意識せずとも打てると思う。

 問題はコースに出たときだ。フラットだと思われがちなティグラウンドだって、土を盛り上げて造っているため傾斜はついている。水はけをよくするための傾斜もある。よく使う箇所、使わぬ箇所で傾斜は生まれ、芝生の密集度でも傾斜は変わる。その微妙な傾斜で体の動きは変わっていく。ティグラウンドが打ちやすいと思うのは間違いであった。私にとっては、打ちにくいティのほうが多かった。特にプレッシャーがかかると傾斜はショットの難度を高めた。

 そのとき頼りになるのが、体重位置であった。

 テニスや野球の経験者は、利き腕の親指と人さし指の2本の握りが強い。そのことが、ゴルフには好影響を及ぼすという気はする。

 指の強さと体重位置の関係。プレッシャーがかかる中、逆の体重位置で打てば上と下の動きはバラバラになり、統一性、均一性、持続性を欠くは必然だった。そして、球は曲がった。

 手指の強さ分からぬ方は、練習場で右足体重、左足体重で打ってみて、どちらのほうが飛距離が出るか、比べてみれば答えは出ると思う。そして、それこそが自分の最適の体重位置を知る手段であります。

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